わたしたちが上手く行かないなと感じる時、自分を出せない、
発揮できないと感じる時、モヤモヤが晴れない時、
頭の中では一体何が起きているんでしょう？
それは現象(捉えたイメージや記憶)の下に自分が置かれ、
居心地の悪さを感じている時です。
本当の自分は、愛であり、
意識であり、
現象より先にある
ものなのに、
起きたことや過去のイメージの中に自分を置いて、
その固定化されたイメージの中から出られない時に、
わたしたちは、違和感を感じ苦しみます。
どうやったら、その固定化されたイメージの
檻の中から抜け出せるのか？
まず囚われているイメージの檻を解体することです。
例えば、どうしても認められない人がいたとして、
そのイメージの檻を視てみましょう。
どうしてその人が認められないのか？
その人に対する、いろんな捉えたイメージが出てきます。
それを丁寧に視ていくと、その人のイメージではなく、
もうひとつの自分の
内なるイメージが出てきます
それは幼き日の親に対するイメージだったり、
自分が今まで抱えてきたけど、
ずっと見て見ぬフリをしてきたモノかもしれません。
それらのイメージをちゃんと見つけて認めてあげ、
受け入れてあげ、愛に戻るまで癒してあげると、
外側の〝誰か〟というプロジェクションにあてがわれ、
過剰反応していたイメージが根こそぎ絶たれ、
二度と反応が起きなくなります。
とはいえ、人間劇場の役に成り切って同化していると、
過去のイメージが癒され、なくなったからといって、
今の自分というキャラはまだ続いているし、
起きたことを全部チャラにしようなんて出来ないし、
気まずいですよね？
そういう時も人間である〝自分〟という肉体の下に、
本当の自分(意識)を置かないことです。
人間役になり切って、いろんな過去や責任を
ひとりで背負い込んで生きていくのは、
もうそろそろ、しんどくありませんか？
今までの自分のイメージや、経験したこと、今の自分という
肉体すらも見下ろして、突き抜けて行った視線の先に、
本物の揺るぎのない自分がいます。
大丈夫です。あなたが気にしているよりも、世界はずっと
自由で明るくて、自分の囚われていたイメージなんて、
あなた以外、誰一人として覚えていないくらい、
やさしく微笑んでいる世界が、すでにここにはあります。
自分の囚われたイメージを
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