インテーク(受付)のときに、主訴の後に「主な症状」についてうかがいます。
どのような?
いつから?
いまはどの程度?
身体症状は?
既往症は?
上記の言葉をそののまま使って、順番に質問することは、あまりありません。
主訴の段階で、来談者様が、自らお話しくださるなかから把握し、お話にならなかった点で、大事なことをお尋ねします。
「主訴」もそうですが、来談者様は大変おつらい状態で相談室に来られることが多く、私たちの相談室に来られるまでにいろいろな体験を重ねてこられます。
ですから、私が発するの最初のお声掛けは、
「よく来られましたね」
「この場所は、すぐに解りましたか?」
「今、どんな感じですか?」
が多いと思います。
来談者さまの、いまの症状を私がそのまま受容できることが大切だと思います。
時々、インテーク時にカウンセラーが中心になって事柄を「聞いて」いる場合があります。
来談者様に大きな負担を無自覚に与えていることがあります。
来談者様は、混乱している場合が多く、こちらが早く「主訴」や「症状」を把握しようとすれば、するほど来談者様にご負担を与え、これだけで疲れてしまうこともしばしばあります。
カウンセラーの質問攻めで、相談に来られたことを後悔させたくないですね。
「話したくない」「察してくれよ」と口をつぐむ(心を閉ざす)来談者様のお気持ちをほぐすことが大事ですね。
ですから、私は来談者様の「いま・ここ」で楽になっていただけるようにと、可能な気配りを大切にします。
沈黙を大切にすることもあります。
来談者様の状態に応じて
「話せるようでしたらお話しください」
「のどが渇いていますか?」
「横になりますか?」
など、お窺いすることもあります。
カウンセラーの役割の最初は、今の症状を診てとり、少しでも辛さが楽になるように配慮することです。
カウンセラーが、主訴・症状を把握することは、来談者様の心身のケアに必要な大切な情報を聴かせていただくのが目的であり、疲れさせることではありません。
インテークは、来談者様との信頼関係を結べるように接することが何より優先されることを認識しておきたいですね。決してカウンセラーが、根掘り葉掘り聞きたいことを質問することではありません。
ただ、相談室の室長が、インテーク(受付)票の記述を見て、カウンセラーがつらくなるようなチェックの仕方をすることも避けたいですね。
今日も幸せの光が訪れますように!