ロイヤル・リゾート那須高原にあるリトリート・センター☆彡 -93ページ目

ロイヤル・リゾート那須高原にあるリトリート・センター☆彡

ダンマプロジェクト代表 うめ@梅津礼司が発行するブログです。お困りごと、お悩みごとなら、なんでもご相談にお応じます。みなさんのご訪問を心から歓迎いたします。URL dhammpro.com

インテーク(受付)あるいは面接のときに、経緯・経過を記録します。

例えば、診断の有無、病名、病院名、受診科、主治医、処方、服薬などはインテーク時の聞き取りになります。

面接が始まると、「展開」を記録します。展開には、前回から面接当日までの来談者様の経緯・経過をお聴きします。


「前回から今日まで、いかがお過ごしでしたかでしたか?」という質問になります。

嬉しかったこと、辛かったこと、気づき、学びなどいろいろな話題になります。


「お話になったことで、少し気になることはありますか?」そんな質問もします。


そんな展開から、カウンセリングがはじまります。


インテーク(受付)のときに、主訴の後に「主な症状」についてうかがいます。


どのような?

いつから?

いまはどの程度?

身体症状は?

既往症は?


上記の言葉をそののまま使って、順番に質問することは、あまりありません。

主訴の段階で、来談者様が、自らお話しくださるなかから把握し、お話にならなかった点で、大事なことをお尋ねします。


「主訴」もそうですが、来談者様は大変おつらい状態で相談室に来られることが多く、私たちの相談室に来られるまでにいろいろな体験を重ねてこられます。


ですから、私が発するの最初のお声掛けは、

「よく来られましたね」

「この場所は、すぐに解りましたか?」

「今、どんな感じですか?」


が多いと思います。


来談者さまの、いまの症状を私がそのまま受容できることが大切だと思います。

時々、インテーク時にカウンセラーが中心になって事柄を「聞いて」いる場合があります。


来談者様に大きな負担を無自覚に与えていることがあります。

来談者様は、混乱している場合が多く、こちらが早く「主訴」や「症状」を把握しようとすれば、するほど来談者様にご負担を与え、これだけで疲れてしまうこともしばしばあります。


カウンセラーの質問攻めで、相談に来られたことを後悔させたくないですね。

「話したくない」「察してくれよ」と口をつぐむ(心を閉ざす)来談者様のお気持ちをほぐすことが大事ですね。


ですから、私は来談者様の「いま・ここ」で楽になっていただけるようにと、可能な気配りを大切にします。

沈黙を大切にすることもあります。


来談者様の状態に応じて

「話せるようでしたらお話しください」

「のどが渇いていますか?」

「横になりますか?」

など、お窺いすることもあります。


カウンセラーの役割の最初は、今の症状を診てとり、少しでも辛さが楽になるように配慮することです。

カウンセラーが、主訴・症状を把握することは、来談者様の心身のケアに必要な大切な情報を聴かせていただくのが目的であり、疲れさせることではありません。


インテークは、来談者様との信頼関係を結べるように接することが何より優先されることを認識しておきたいですね。決してカウンセラーが、根掘り葉掘り聞きたいことを質問することではありません。


ただ、相談室の室長が、インテーク(受付)票の記述を見て、カウンセラーがつらくなるようなチェックの仕方をすることも避けたいですね。


今日も幸せの光が訪れますように!


昨日は、主訴をとるカウンセラーのマインドについて述べましたが、実際のインテーク(受付)票の主訴の記入項目には、私の場合、「お困り事」「動機」「目的」「期待」「目標」などの項目があります。


何に困っているのか?

来談された動機は?

カウンセリングの目的は?

カウンセリングへの期待は?

達成したい目標は?


等々ですが、


主訴をとるときに、カウンセラーは自分の聞きたいことを優先して、来談者に次から次に、質問する傾向が間々見られます。


来談者様よりも、インテーク票の記入に心奪われていては、この時点で来談者様との信頼関係の構築に失敗することが多いようです。


自分の「想い」で聞いていることはないか?

いつも客観的に自分をチェックをするスパーバイザーを自身の心の中に育てます。


大切なことは、来談者様が話したいことに、まず耳を傾けることだと思います。

来談者の語りの中から、後でインテーク票に記入すればいいのです。


医療では、初診のときに「問診」がありますが、カウンセリングルームでの受付は、まず来談者様の心・想いを聴診します。


「どうされましたか?」

で始まり、来談者の想いに寄り添います。


それから、あなたの想いを私は、このように受け止め、理解しましたが、いかがでしょうか?尋ねます。


カウンセラーの養成時点で、事柄よりも「想い」を聴くことに集中しましょうと教わりましたね。

カウンセラー養成時に、逐語録や要録を作成・提出してスパーヴィジョンを受けますが、事柄の方に関心が向けられ、「想いを聴く」ことを忘れがちな点を指摘された経験はないでしょうか?


主訴を的確に把握できる能力は、「想いを的確に聴く」能力だと経験を通して次第に分かるようになります。


また、時々「いま・ここ・このひとの想い」に集中できなくて、来談者の人間関係のやり取りに心奪われると、主訴を把握できないこともあります。


私の経験では、主訴は毎回変わるもの、面接後に、今日の主訴は?と振り返ることが大切だと思います。


「的確に主訴を聴く」ことが、カウンセリング関係が成り立つか、否かの大切な要点になります。