ジャパンタクシー | タクシーに魅せられて

タクシーに魅せられて

ジャパンタクシーの普及とともに、車種の多様化が進む「街の顔」

宇都宮市内の法人各社では、まだ少数派のトヨタ・ジャパンタクシー。宇都宮名物をさり気なく車体デザインに採り入れている車両をご紹介します。

 

ジャパンタクシー 北斗交通09号車 2024年3月撮影

 

白塗りのボディが目を引く北斗交通の車両。上級グレードの匠です。行灯は「TAXI」と書かれたシンプルなデザインですが、注目は車体側面。虹にかかっているのは、一見すると雲のようですが、宇都宮名物の餃子です。

 

この車両はUDタクシーマークがピンク(スロープ耐荷重が300kg)で、2020年規格の比較的新しい車両ですが、同社フェイスブックによると、ジャパンタクシー自体は初期の2017年12月から導入を始めたようです。

 

ジャパンタクシー 東野タクシー 2024年2月撮影

 

東野タクシーの車両で、こちらも匠。ただ、車体は黒塗りで、オプションのフロントフォグランプを装着しています。

宇都宮はカクテルの街でもあります。行灯の「TOYA」の「Y」が、よく見ると、カクテルの入ったグラスになっています。

 

2021年に福岡県の企業の傘下に入りましたが、社名を維持しています。同じ「東野(とうや)」を冠するバス会社の東野交通(大手の関東自動車に吸収合併され解散)と関係があったのかどうか、気になるところです。

 

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