今日ではタクシーが禁煙なのは、ごく当たり前のことですが、昔はそうではなかったそうです。
都内の個人タクシー事業者2名が運送約款に車内禁煙を盛り込む変更を申請し、1988年にこれが認められたのが最初です。
しかし、その後も禁煙化の進みは遅く、タクシー業界の自主規制による形でほとんどのタクシーが旅客も含めて禁煙になったのは、2007年頃のことだそうです。
さて、大森交通(大田区)は1999年設立。
運送約款で車内禁煙を明記した、初の事業者で、2004年には同社の全車両が禁煙車になりました。現在27台保有しています。
クラウンコンフォート 大森交通119号車 2013年2月撮影
1TR-FPEエンジンを搭載するクラウンコンフォート・デラックス。デラックスのシート表皮は部分ファブリックです。
なお、大森交通は、チェッカー無線に加盟する三信(サンシン)交通、三葉(ミツバ)交通のグループ会社です。