Y31型セドリック | タクシーに魅せられて

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ジャパンタクシーの普及とともに、車種の多様化が進む「街の顔」

日の丸自動車グループの行灯を載せたセドリックというと、業務提携会社の中央自動車、中央交通の車しか見かけなくなりましたが、日の丸リムジン(文京区)の運営する「LIMO TAXI」には黒塗りのセドリックが在籍しています。


タクシーに魅せられて-Y31セドリック 日の丸リムジン6317号車

Y31型セドリック 日の丸自動車6317号車(日の丸リムジン) 2012年7月撮影

 

3ナンバー車のため、6気筒エンジン搭載の上級グレード「ブロアム」に見えますが、同グレード廃止後に短期間設定された、4気筒車「クラシックSVプレミアム」です。

 

タクシーに魅せられて-Y31セドリック 日の丸リムジン302号車
Y31型セドリック 日の丸自動車302号車(日の丸リムジン) 2011年7月撮影

 

こちらは、2010年9月~2012年6月製造のクラシックSVです。この世代には5ナンバー車の設定しかありません。

 

いずれも車体に北区の表記があり、日の丸リムジン王子営業所に所属していると思われます。

 

この「LIMO TAXI」は、日の丸リムジンの運営するタクシー予約サイト「tokyo-taxi.jp」において、羽田・成田の空港送迎や東京観光のオプショナルツアーをサービス内容とする、事前予約制の高級タクシーとして紹介されています。乗務員と外国人客の意思疎通の為の通訳サービス(英語、中国語、韓国語)もあるそうです。

 

ただ、「LIMO TAXI」の車両が流し営業を全くしないわけではないらしく、セドリックやクラウンセダンが駅のタクシー乗り場にいるのを何度か見たことがあります。