Y31型セドリック | タクシーに魅せられて

タクシーに魅せられて

ジャパンタクシーの普及とともに、車種の多様化が進む「街の顔」

日本交通グループの春駒交通については、以前30系プリウスをご紹介しました。

今回はセドリックを取り上げます。


タクシーに魅せられて-Y31セドリック 日本交通4413号車(春駒交通)
Y31型セドリック 日本交通4413号車(春駒交通) 2011年2月撮影

 

フロントグリルにご注目。オリジナルでありながらメッキ仕様のグリルになっていて、セドリックのエンブレムは撤去されています。バンパーに無線番号が書いてありますが、これはタクシーを趣味とさせて頂いている者からすると、正直ありがたいです(笑)

 

タクシーに魅せられて-Y31セドリック 日本交通4448号車(春駒交通)
Y31型セドリック 日本交通4448号車(春駒交通) 2010年8月撮影

 

春駒交通は、1972年以来「藤田無線」に加盟していましたが、やはり同無線に加盟していた日立自動車交通第二・同第三・ライオン交通と共に、2005年に日本交通と業務提携しました。

 

現在、春駒のタクシーは全て四社カラーもしくは黒塗りになっていますが、藤田無線時代は独自のカラーリングでした。写真を掲載した4413号車と4448号車は2005年11月改良以前に製造された車両であり、日交グループ入りの際に藤田無線カラーから塗り替えたものと推測されます。

タクシーに魅せられて-Y31セドリック 日本交通4342号車(春駒交通)
Y31型セドリック 日本交通4342号車(春駒交通) 2012年2月撮影

 

こちらはクラシックSV。4342号車は年式からして、最初から四社カラーだと思われます。

写真を見ればお分かり頂けるように、いずれも社外品と思われるアルミホイールを装着しています。かなりスポーティな感じですね。

 

2010年9月のマイナーチェンジで、セドリックは15インチタイヤ化されています。まだ春駒の最新仕様車を見たことがなく何とも言えませんが、将来ホイールをどうするのか気になります。


公式ページによると、黒塗りのブロアムロング(後席部分を延長した改造車)も保有しているとのこと。

是非とも見てみたいものです。 2013年夏までに引退(2014年1月2日加筆)