「自閉症スペクトラム障害」

娘は精神科に入院した後に
診断されました。
中学校3年生でした。
当然、娘も先生から告知されています。

今まで娘を診て頂いた先生も
今、診察してもらっている先生にも
「軽度です」と、言われました。

例え、軽度だったとしても
娘は、二次障害を引き起こしました。


早くに診断をされ
私や周りからの理解を得ていたら
入院するまでに至らなかったと
思います。


今でも思います。
あの時、娘の障害がわかっていたら
あの時、娘を理解してあげられていたら
あの時、娘に寄り添ってあげられたら
あの時、娘を守ってあげられていたら
あの時…
あの時…
…………と。

私の後悔がなくなる事はないです。
今までも、そしてこれからも…。



そんな娘を必死に抱え込んで
絶対手を離す事が出来ず
あの子には私がいないと
私が守って行かなければ
…とずっと思っていました。

娘も私を必要としているんだ…と
思い込んでいました。


でも娘は
解放されたかったのです。
「私はもう大丈夫」
「私を信用して」
「私の手を離して」
……と。

そして、家を出て行きました。

娘のほうから、
子離れをさせてくれたように思います。




発達障害の本を読んでも
発達障害に関する講演会に行っても
二次障害にならない為には…
ということが必ずついてきます。


私が娘の障害を理解出来なかったせいで
二次障害を引き起こし
三次障害と言えるような様々な事に
今も娘は苦しんでいます。

それは私の責任だと思っています。


私と娘は辛い経験を
たくさんして来ました。
しなくてもいい経験を。


そんな経験をして来た娘が
家を出て、自立をし
今、一生懸命前を向いて進んでいます。

この先も様々な困難にぶつかり
悩み、苦しみ、不器用ながらも
前に進んで行くんだろうな〜と思います。



私の素直な思いとして
娘は、私の思う通りには
育ってくれませんでした。

病院に入院したり
警察のお世話になったり
たくさんの人に迷惑をかけ
頭も下げて来ました。 
悔しい思いも
悲しい思いも
怒り、苦しみも…
いろんな経験をさせられました。
でも娘のお陰で 
たくさんの事を学びました。

彼女は、こんなにダメな母親に
いろいろな事を教える為に
私のもとに産まれてきたんだろうな〜
…と、今は思っています。



この先、何が起こるかはわからないけど
今は、程よい距離感で
娘の事を見守っています。

そして
「あなたの思うようにやってみなさい」
…と、言えるようになりました。


娘の人生
彼女らしく前向きに
歩んで行って欲しいと思っています。