歯科衛生士 コーチング認定コーチのブログ -4ページ目

歯科衛生士 コーチング認定コーチのブログ

元歯科恐怖症で歯科衛生士の私が、コーチングを通して世の中の歯科恐怖症の方に、少しでも力になれるよう色々活動していきたいと思います。

初めてのブラッシング指導





中学生くらいの時に生まれて初めてブラッシング指導を受けました。




いつも治療する診療室ではなく、個室みたいなところに連れていかれ、女性の方に歯磨き指導を受けました。



歯科医院に居るだけで頭の中がパニック状態の私は、なになにどこ連れていくの!?こんな密室で何するの!?



と歯磨きの仕方なんてまったく頭に入らず、ブラッシングにより血だらけになった口の中を見て、ただただ放心状態でした。



当時はなんだか訳もわからないうちに、個室に連れて行かれ、無理やり歯を磨かれて血だらけにされた!!という印象を受けました。



あの女性が乱暴に私の歯を磨いたから血だらけになったんだ!!と私は心の中でそういう結論にしたのを覚えています。




でも後々歯科衛生士になり冷静にあの時の事を思いだしてみると、あの女性の方は少しも乱暴になんてやっていなかったという事に気づきました。




口の中が血だらけになったのは、汚れが原因で歯肉炎になっていたせいで、ブラッシング指導をしてくれた女性が乱暴に磨いて傷ついた訳ではありません。




おそらく歯茎から出血する原因も彼女は言っていたでしょう。




しかし私は適当な返事でわかった振りをし、早くこの時間が過ぎればいいとしか考えていませんでしたから、当然彼女の言葉が私の記憶に残る訳もありませんでした。






そんな過去の自分を思いだしてみると歯科恐怖症の人は、なんでもない事を自分でさらに恐ろしいものとして捉え、また必要な情報も自ら聞き逃しているという可能性があるということに気づきました。





患者さんがいつもそのような精神状態でしたら、いくら歯科医院側が丁寧にやさしく接してくれていても、その思いは患者さんへ一生届くことはないでしょう。



そしてその次の治療の時に、そんな事やるなんて知らなかった!!いきなりこんな事された!!ヒドイ!!とまた歯科医院が怖くなり、負のサイクルが始まると思うのです。



このサイクルが始まってしまうと、患者さんはますます歯科医院に対して、恐怖心と不信感を抱いてしまいます。




歯科医院側にしても何回も説明しても理解してくれない問題患者という扱いで思わず本当に嫌な態度をしてしまうかもしれません。



お互い人間ですからね。




がしかしそんな事はあってはならない事ですし、もしあったとしても歯科医院が悪いのか、患者さんが悪いのか実際判断もしようがないと思います。




私が患者さんの立場だった時は、勝手に削られた!!怖いのに無理にやられた!!など100%歯医者のせいにしていました。



しかし今現在歯科医院の立場になってみると、何度も説明している事をそんなの聞いていない!!と言う人や、すべての治療に対して疑いの目で見ているあまり、何もかも医療ミスだと思ってしまう人など、そういった患者さんがいるのも事実です。



歯科医院の肩を持つ訳ではないですが、最近の歯科医院は昔の歯科医院と違って、正直院内も明るくきれいですし、先生もスタッフも患者さんの対応に気をつけているところが非常に多いです。




それにもかかわらず、なぜいまだに歯科医院が怖いという人がこんなにも多いのか?



やはり歯科医院は怖いもの!いう昔に印象づけられたイメージが大きいというのも理由のひとつにあるのかもしれません。



子供の頃のトラウマを克服するのは並大抵の事ではないですが、もしかしたら私のように歯科の事を知っていくうちに、少しずつ恐怖心が小さくなる人もいるのかもしれません。


こういう風に言うと、患者さんが被害妄想で歯科医院を悪く言っていると言っているように聞こえるかもしれませんが、もちろん実際に歯科医院側に問題がある事ももちろんあります。




先生もスタッフも人間ですから、思わず言ってしまった一言がひどく患者さんを傷つける原因になったり、病院が混んでいるあまり急いで治療を行って雑な印象を与えてしまったり、本当に歯科医院側に非があって嫌な思いをする場合だってあります。



ですからそうならないためにも、歯科医院側は普段から色々な場面で対応できるようにスタッフの教育を行うべきですし、歯科医師だって自身の言動、態度を振り返って考えるべきです。



昔は先生が言うことは絶対だという時代があったのかもしれませんが、今はもうそういう時代ではないのです。


先生が言うことや方法に疑問を抱いても、スタッフも患者さんも意見を言うことができないという時代はもう古い話なのです。




インターネットなどの情報伝達技術の普及により、誰でも物事を詳しく調べることができ、一般の人でも専門的な情報まで色々得ることができるのです。



それなのに、この症状はこういった治療をするのが普通ですから!など、今までのような病院側から患者さんへの一方的なコミュニケーションでは、患者さんが納得しないのは当然です。



患者さんはどういった治療を求めているのか、どういう事をされて嫌な思いをしたのか、患者さんはそういった事を伝えたいと強く思っているのです。



現代の歯科医院として求められているのは、患者さんの話をまずよーーーーーーーーく聴くという事なのです。



つまり、「傾聴」するということ、途中で自分の意見を言わずに最後まで相手の話を聴くという事が非常に大切だということだと思うのです。




ですから歯科医院もコーチングを取り入れた方が良いと、強く思うのです。




歯科医院側はしっかりと患者さんの話を聴く!そして患者さんは歯科医院に対して、最初からどうせ嫌なことをされるし、みたいな固定概念をもたないようにする!




歯科医院側と患者さんの両者のちょっとした心構えを変えるだけで、きっと歯科医院と患者さんの関係は劇的に良くなると思います。




そんな日が来るように、私は両者に色々働きかけたいと思うのです。



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