タイムカンが発売されたのは2000年
父と私はもちろん母も生きていたあの日、我が家にタイムカンがやってきたのです
タイムカンには十年後の自分へのメッセージが書けるようになっていて我が家も例外なくメッセージを書いたわけです
私 動物のお医者さん
父 楽隠居したい
母 株で大儲け
家族の性格がよく出てますよね…これでも小さい頃は無謀な考えを持ったり、無茶な事をしていたんです…
それから十年後我が家は変わりました
母はその翌年に癌が発覚し、私が小4の時にこの世を去りました
私はいじめにあっった後、様々な場所を転々とし、適応障害と診断されついに精神安定剤のお世話になることになりました。自傷癖も治りません
父は今でも現役で働いています。胆石の発作がいつ出るか戦々恐々の毎日です
人は十年でここまで変わるということを見てきたタイムカン
母が生きていたという証という意味でも図書カードを上げると言っている日清食品に送ったりせず、大事にとっておきたいものです