フィリピン移住5年目、2021年の医療費は40,730ペソ(91,000円)となりました。
また、5年間の年平均医療費は100,610ペソ(219,000円)でした。
75歳になってから体力の低下を痛感していますが、コロナウイルスの感染拡大で自宅中心の生活を続けたので、更なる体力の低下は否めません。
体力維持を兼ねてゴルフを再開すべく、練習場通いを始めました。
1、PhilHealth
保険料:P3,600
退職者ビザを有する外国人の保険料は年間15,000ペソに増額されているが、既得権が認められ、3,600ペソを納入した。
同保険は主として入院を対象としているため、適用されるケースはなかった。
2、歯科治療
歯石除去、舌苔治療:P1,500
ダバオでのインプラント治療は延期し、定期検査と歯石除去などに止めた。
3、前立腺肥大
処方薬:2,300x7=16,100
2,415x5=12,075
小計:P28,175
コロナウイルス感染が拡大する状況で病院へ行くのも気が進まず、昨年同様パートナーLaiが勤務する病院の医師にDuodartカプセルの処方だけをしてもらった。
昨年1月以降、前立腺はほぼ通常のサイズを維持している。
4、消化器系トラブル
処方薬:1,400
血液検査:4,655
腹部超音波検査:1,400
小計:P7,455
7月に食中毒のような症状で、また8月には下腹部疼痛で、二度失神した。
入院は避けて、Laiの病院の医師の指示を受けながら自宅療養し、2−3日で症状は消滅した。
念のため血液検査と腹部超音波検査を受けたが、異常はなく、原因は特定できなかった。
5、コロナウイルス・ワクチン接種
種類:Sputnik V
1回目:7月26日
2回目:9月30日
接種間隔:66日(フィリピン保健省基準:3−6週間、メーカー情報:90日以内)
1回目の接種後は1ヶ月間近く倦怠感に悩まされたが、2回目の副反応は皆無であった。
Sputnik Vワクチンは日本政府に承認されておらず、一時帰国時には14日間の自主隔離措置が課される。
6、総合評価
医療費合計:P40,730(91,000円)
通院も入院も控えたので、医療費は昨年に続き少額に止まった。
しかし、消化器系のトラブルで二度も失神するなど、抵抗力が低下していると判断され、体力の維持対策が必要である。
フィリピン移住後5年間の医療費は次の通りで、年平均は100,610ペソ(219,000円)となった。
同額は日本の50−54歳の平均医療費(25万円ー2018年)レベルで、比較的健康に途上国での生活が送れたと評価される。