11月下旬のウィークデーの午後、ショッピング・モールへ行って、驚いてしまいました。
駐車場がバイクと車で溢れかえっていたのです。
昨年の3月以降、コロナウイルス感染の拡大でジェンサンにも様々な規制が導入され、ショッピング・モールはいつも閑散としていました。
駐車場とモールを連絡する建物には多くのレストランが並んでいましたが、半数以上は未だ閉鎖されたままです。
しかし、一歩モールに足を踏み入れると、見慣れたクリスマス・シーズンの光景が復活していました。
日本のワクチン接種率とコロナウイルス新規感染者数の推移を注意深く見守っています。
ワクチン接種率が50%に達した頃から新規感染者数が急速に減少し始め、70%に達したときには1日500人程度になっていました。
NHK資料
1日の新規感染者数:NHK資料
フィリピンのワクチン接種率は12月1日現在34%です。
しかし、フィリピンでもワクチンが威力を発揮しているようなのです。
8月に1日2万人近くに達した新規感染者数が、500人程度に減少しています。
ワクチンの調達が困難な状況下で、大都市での接種を優先する方針が功を奏したのでしょう。
ワクチン接種数:DOH資料
1日の新規感染者数(全国):DOH資料
ジェンサンでも1日の新規感染者数が130人から数人に減少して、マスク着用以外の規制は殆ど撤廃されました。
クリスマスなしでは年が明けないフィリピンの人たちへの最高のプレゼントです。
1日の新規感染者数(ジェンサン):DOH資料
規制期間中は、親戚縁者を招いてのお祝いも各自の家でやらざるを得ませんでしたが、これからは好みの場所で気軽に催すことができます。
パートナーのLaiもCOVID-19チームの負担が軽くなり、一息ついたところです、
早速、通院のため我が家に泊まっていた彼女の父親と妹Moneraの家族を誘って、レストランでの夕食を楽しむことになりました。
行き先はジェンサン唯一の三つ星ホテルGreenleaf Hotelです。
ホテルの正面玄関で車を降りると、ロータリーとSM City Mallの電飾がクリスマスの雰囲気を醸し出していました。
ロビーの人影はまばらですが、活気が感じられます。
クリスマスの飾り付けもいつもよりは気合いが入っているようです。
多くの旅行者が帰ってくる日を待ち望んでいるのでしょう。
レストランのスペースは閉鎖されていましたが、ロビーの一角で営業を続けていました。
Laiと初めて会ったレストランで、その後も機会があるごとに訪れていました。
料理が出来るまでにホテルを一巡すると、一階のプールサイドでは誕生日会が、ファンクション・ルーム階ではパーティーが1組だけ催されていました。
例年であれば、連日、多くのパーティーで賑わう時期です。
Photo from Greenleaf Hotel
久しぶりのTea Leaf Restaurantの料理を、皆でゆっくり味わいました。
これから、フィリピン中が遅れたクリスマス・シーズンに全力で突入します。