4月21日喜寿を祝いました。秀吉は61歳、家康は73歳で亡くなっています。
細胞レベルでは当時から何も進化はしていないというので、私が元気で喜寿を迎えられたのは先進国になった日本からの貴重な贈り物です。
現にフィリピンの平均寿命は男性66歳、女性72歳になったところです。
私とRogerは誕生日が同じなので、LaiとMoneraが相談して両親の農園で合同で祝う手筈を整えました。
途中のケーキ屋で注文していた二人分のバースデー・ケーキを受け取り、一路Maasimへ。
農園に着くと、Laiの母親が屋外のキッチンで料理を始めていました。
今日のメイン・ディッシュはヤギ肉です。
農園で飼っている十数頭のヤギの一頭を頂きます。
コテージで一服していると、Laiがコーヒーを淹れてくれました。
今日のコーヒーはNormanが買ってきたMt. ApoのArabicaです。
セレベス海を眺めながら地元特産のコーヒーを飲む、とても質素な味わいのある時間です。
ちびたちが集まってきたので、来客が揃ったのでしょう。
母屋へ歩いていくと、皆が盛大に祝福してくれました。
ミンダナオ島の農園で喜寿のお祝いをしている、考えてもみなかったことが起きるものです。
午後のメリエンダの時間に、Laiがコテージへバースデー・ケーキを運んできました。
皆がお祝いの歌を歌い終わったところで、ろうそくの火を吹き消します。
そして、汐が満ちてきたところで、海へ。
とっぷりと日が暮れ、南十字星を見ながら夕食を頂きました。
帰路の車の中で、Laiが何度も”Happy Birthday to You"を歌っていました。