おはようございます🌞

梅雨入りした様なしそうなような…。
微妙な天気具合ですねぇ。

ここ、愛知県は水瓶が干上がりそうなとこもあるので降る時は「適度」にお願いします☔️

今回のお預かりしたタンクは、緑のハンドルに緑のキャップ。。

耐圧試験とバルブオーバーホールの御依頼頂きました。
ありがとうございまーす!


ミックスガスのナイトロックス仕様です。

しっかり残圧を抜いてから!
プラハンマーなどで叩いてバルブ本体を緩めます。

叩く場所は考えましょう。ハンドルは叩いたらダメですよ?

昔々、専門の知識がない廃品業者さんが残圧が残ったままのタンクのバルブを叩いてしまい、そのまま力づくでバルブを外した瞬間、タンクが空を飛んでいったそうです。この重さのカタマリが飛んでいったらまるで砲撃ですねw

不幸中の幸いで死傷者は出ず、お隣にあった高級外車ディーラーさんに飛んでいって攻撃してしまい、車が何台かお釈迦になったとか。。

そんな話もありますから、知識がない方は分解厳禁でございます(^^)


とはいえ、普通は内圧がかかったままだとタンクはバルブ内部から圧力で押されて外せないと思います。

92年式。。
中々の低年式ですが、とりあえずオーバーホール。

定番のディスクは磨り減ってます。

ワッシャーが貫通しそう。

銅板のある箇所もしっかり海水の腐食がありますね。

しっかり洗いましょう!

幸い、年式の割には腐食は少なめ。
オーナーさんの管理が良かったみたいです。
ナイトロックス仕様なのでシリコンは使わず、クリストリューブグリスを使います。

油っ気のないグリスと言ったらよいですかね。

綺麗にした箇所にたっぷり塗って、

金属の噛み合わせにもキッチリ塗り込みますよ。

必要な消耗品を交換して、必要な箇所に必要なだけグリスを塗って、適宜調整。

いつも通りのお仕事ですが確実に。


そうこうしていると外注に依頼していたタンクが耐圧試験から戻ってきました。
今回は内部の腐食がありました、との事で内部もブラストショットがかけてあります。

あとはナイトロックス仕様のステッカーを貼ってお渡しですー。
いつもありがとうございます😊