おはようございます🌞
あっ、100本目の記事ですね!お読み頂いてる方々、いつもありがとうございます😊

ちょいとインフレーターの分解の追記を。
AACSⅠは少し面倒い構造です。一つのチューブの中に3つのOリングが入ってます。もう一つには2つ。シャフトが滑りながら動くのでグリスが切れると摩耗します。塩が固着した状態で長く使っていると更に摩耗は早いです。
Oリングツールを使って引っ張り出します。外壁に引っ掛けてしまうと工具を壊したり、内溝にキズをつけてしまうので注意します。

左側は上、中、下の三本。右側は上、下の二本。Oリングが入ってますよ。
全て外しましたのでしっかり内溝も洗えます。

組み立てにはキットを使います。メーカーさんによって様々ですが選ばれし必要な部品が入っています。

ところでキットには含まれない部品もありますので当たり前ですが目的に応じて交換です。因みにこのOリング、入る溝が切り立っていますので組み込みや取り外し時に切れたりします。溝を若干修正したのちに新しいリングを入れます。

セカンドステージオリフィスも顕微鏡で確認。スがあったり凹んでたり。修正しないと新しいLPシートを入れても切れちゃったりして直ぐにダメになりますからね。

ところで、、Oリングを溝に入れるのは専用工具を使っても良いですが、、


って、一個なら良いけどねwだって溝の深さが異なりますので一々セッティングしなきゃなりませんから。複数あるとかなりイライラがマックスになると思います。。昔々、あるメーカーさんがとあるショップさんに講習をした際に、こんなん作業やれるか!ってキレられたとか…w
そこはそれ、専門業者にお任せくださいね(^^)
サクサクっとコツと道具の使いようでOリング組み込みます。ていうか此処でつまづいてたら修理屋さんは名乗れませんので。

ほい、この通り。キズも付けずに定位置にいれました。Oリングを入れる位置やサイズを間違うとエアーが漏れたり作動不良になります。

コントロールボディ側も同じく。此方は組み込み途中です。

このレギュレーターは中圧調整は薄手のワッシャーを入れる枚数にて行います。

滑りよろし。1stステージスプリングのビビリ防止にも一役かっているのではないかと。

セカンドステージのオリフィスはホースの取り付け部品も兼ねてます。
かつては調整法を間違えてどうにもならなくなって終いにLPシートを切ってしまう方が沢山居たとか居なかったとか…w
慣れが必要なのでご自身では弄らないで下さいね。

これで快適なレンタル器材になりました(๑˃̵ᴗ˂̵)

凝った構造を持つ器材はこまめなメンテナンスが必要ですので、ボタンが押し辛い、戻りが悪いなどの症状が出たらお早目にご相談ください。