『劇場版ポケットモンスター ココ』感想
2020年,ポケモン映画,観てきました!
予定通り,年内に公開できて良かったです。。。
盛大にネタバレしておりますので,ご覧になっていない方は,ご注意を・・・
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タイトルの通り,『ココ』が主人公の作品だな~と思った。
サトシのほうが,ゲストという感じ。
他の人の視点から見たら,サトシって,まじでいい人だな。。。尊
少年ココくん,なんですが,あえてココちゃんと呼びたいくらい,かわいい。
良い子!!
さきほど,『サトシって,他の人の視点から見たら,ほんとうにいい子』と書きましたが…
ほんとそう。
ココが人間の言葉を話せないことも,野生的なことろも,ポケモンの言葉が分かることに対しても,
やたらと不思議がったり,気味悪がったりせずに,
『そうなんだ~!お前,面白いな!で,それが何?^^』
となるサトシさんが,ほんと聖人並…!“多様性?どんとこい!!』世のお子さんや大人が,お手本にしたくなるようなお方!
ココがまっさきに人間を信用したのも納得。
ふつうは,警戒するもんやで。。。
最初に会えたのが,サトシでよかったね!
■サトシがココを連れて街中を案内する場面,
サトシがシティボーイっぽく見えて,ふしぎな感じでした。
かと思えば,山の中も慣れているっていうね!(運動神経抜群で,泳ぎもできる)
■ココの街中用の服は,サトシが選んだのかなぁ?
ココに好みを聞いた後,サトシが買ってあげた、、、とかだといいなぁ^^
(お兄ちゃん感♪)
オレンジ,似合ってる!!
アイスを一緒に食べているシーン,二人とも可愛かった
ココにとっては,果物以上に甘い食べ物,はじめてで,びっくりだったろうなぁ^^
そしてあのアイスはきっとサー●ィワンですね笑
■今回のサトシは,なんだかわんぱくっぽく描かれてましたね~!
男の子ってカンジ!
喋り方をはじめ,ぴょんっと茂みを乗り越えたりとか。
■ザルード目線(親)でも,ココ(子)目線でも共感できました。
自分自身の心境としては,要所要所で,涙していました・・・。
映画館じゃなかったら,もっと泣いたんだろうなぁ笑
子どもとの関係に思うことがあったり,悩んでいる人にとっては,ほんとにグッとくるものがあるのでは…。
また,自分の親との関係に対しても。
偶然とはいえ,このご時世ですから、、、尚更、、、
今年,さらに年末のタイミングの公開は,ほんとベストだったよなぁって思う。
家族との時間をより大切にしているかたも多いでしょうし,実家に帰省したくてもできない方もいるでしょうし・・・。
ザルード役の中村勘九郎さんの言葉が,響くこと響くこと…。
ザルードが,故郷のためとか仲間を守るためとか相手に腹が立つから等ではなく,息子を守りたい!の一心で動いているのが,もんのすっごい愛情を感じて,良かったです。
私も,そんぐらい思われてたのか!?と考えてみたり,
大人目線としては,『自信がないのは,みんな同じなんだな。。。』と思わせてくれました。
ここでくるか~!という場面で,主題歌の『おれは,お前のとうちゃん!』の主題歌が流れて,なかなかに強烈でした。
今回の映画,3作目のエンテイ(子と親の関係)と,セレビイ(自然と人間の共生)のテーマと似たものを感じました…。
『みんなの物語』は,2作目のルギアの雰囲気と似ていたなぁ。。。
■サトシがパパの話をした瞬間,ヒュッとなりました。
「え,いいの!?」
って。
パパって,首藤さんの原作『小説:ポケットモンスター』では,
“サトシが生まれてすぐに,また旅立ってしまった”
となっているけど・・・
まぁ,映画(パラレル)だし,いっか!笑
これから,また新たにサトシのパパさんの妄想もできますし!笑
明るくて,爽やかな方だったのかな・・・!
以前にした妄想記事。→『サトシの父親について考えた』
■今回の黒幕な方,そうとう病んでましたね。。。
あらためて,「自分の考える〈善〉のために,自分を正しいと思い過ぎる」のは危険なんだな,と気づかされました。
“戦争は,善と善のぶつかりあい”
“人は,自分を悪と思えるほど強くない”
という銀英伝の作中の言葉を思い出しました。
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年末の忙しさに,心がすさんでいたので(笑),
ステキなエッセンスを吸収できて,ほんと良かったです~~!!
近くの家族が,観終わった後,お子さんが『面白かったね~』と言っていたのに和みました。
ポケモンスタッフ様,心にじ~~んとくる映画を,ありがとうございました!!!