【アニポケ】サトシの父親について考えた
サトシの父ちゃんがすごく気になったので、がちで考えてみました。
(完全なる想像です。しかも長いです…よろしければ、どうぞ…)
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アニポケは、ゲームをアニメ化したもののためか、アニメのサトシさんが父親の存在を気にする描写はありません。まるで、はじめからいないもののようなくらい、ノータッチなので、ちょっとこわい。
・ところで、どうしてポケモンゲームの主人公は片親設定が多いのだろうか…
特に多いのが、母子家庭設定。ゲームを立ち上げたとき、家にママしかいないパターンです。父親の影はなし。ルビサファの主人公を除けば、ほぼコレ。
理由がすごくすごく気になって調べてみたんですが、見つからず…。では、と思い自分なりに考えてみました。
まず、「父親」と「母親」の子供への影響を調べました。
調べたところによると・・・
父親…●体を使うあらっぽい遊びが多い。
●安全であるが、冒険的な場を子供に提供する。
●世界や他人との付き合い方を学ばせる。
●父親は、原因を説明する言葉を多く使って、論理を理解する助けをする。
●父親の顔を見ると、楽しい遊びを期待して脈や呼吸の数が増える。
ネットで調べながら自分におきかえてみたんですが、「あぁ…わかる」と結構思いました。たしかに父親はどこかにでかけるきっかけをつくってくれて、小さいころは母親とは違う期待があったかも。
ところで、文献によると、母子家庭に育った子どもは大きくなってから自然と自分の実の父親をさがそうとするそうです。
これを、ゲームのストーリーと重ねて考えてみると・・・
家庭にないもの→「父親」
「父親」→子どもに自然と冒険的な場を提供する。
つまり、「父親を求めようとする」のが、「冒険を求める」ことにつながるのかな…なんて思ったり。
そんな父親が家庭にいないから、子どもは無意識に、自分の夢を、家庭内ではなく、「外の世界」におこうとするのかな。
…とまぁ、以上の考えは、あくまで個人的なものですが…。^^;私の中ではかなりしっくりきてます。
ゲームの世界が心理的に考えられて、なんだか深くて面白い。
よくよく思い出すと、初期ポケモンは、ポケセンや家のような「休む」系の場所に、男性はあまりいないよね。ゲーム内で男性は、「冒険」や「はたらくこと」の象徴なのかなぁ…!
ただし、首藤さんによる小説版によると、サトシがトレーナーを目指し旅に出た理由は、また別のようです。
小説の「ポケモントレーナー」の設定がこれまたリアルで…。
『マサラタウンは田舎町で仕事もそれほど多くない。仕事がないから、マサラタウンのほとんどの子ども達が、ポケモントレーナーを目指して町を出ていく。』
これ、かなりびっくり。で、雑誌の「月間トレーナーベストチャー1万人」というコーナーで、オーキド・マサラという人が国内931位となった。オーキド・マサラさんは町の英雄、神様あつかいで、町がお祭りさわぎになったことで、「ポケモントレーナーってスゲー!」的な考え方が町に広がったらしい。さらに、町の名前も、その人の名前をとって「マサラタウン」とな。で、オーキド家はマサラタウンの名門となった…と。
ちなみに、シゲルさんはそのご氏族。(…いやぁ…すごい設定だ…)
サトシがトレーナーを目指したのは、その町の雰囲気の影響が大きいらしいです。マサラタウンの子供たちは、オーキドマサラさんの931位以上を目指しているそうな。
サトシも同様、「マサラタウンで、ビックになりたい…!」と。
もちろん、それだけではないと思いますが。アニポケのサトシさんは、外部のトレーナーを見たり、町のポケモンたちと遊んでポケモンが好きになった…という設定もありそう。
ところで、サトシは母親のハナコさんと二人暮らし。
せっかくなので、「母親」が子どもに与える影響についても調べてみました…
○『母親は、感情を表現する言葉を多く使って、子どもが感情を理解する助けをする。』
つまり、うれしい かなしい いかり そういう感情を知るきっかけになるのかなぁ…
こじつけかもしれませんが、初期サトシさんがあまりに感情表現の言葉が多かったから…なんだか納得…!
感受性も高いし…
ミュウツーの逆襲でサトシが、
自分が「ポケモンを闘わせるトレーナー」であることを放棄して、ミュウとミュウツーの闘いを止めようとしたのは、自分の素直な『感情』を優先させたのかな…と今は思う。
そういえば、タケシやシンジは割と論理的ですよね。おそらく、タケシ父やレイジさんの影響か…。
妄想ですけど、今(XY)のサトシの性格は、幼少から今までずっと家族同然の付き合いをしてきた、オーキド博士の影響もあると個人的に思ってます。
どこか安心感があって男らしかったり、懐が広いところとか。
もちろん危なっかしい一面もあるんですが、徐々に徐々に穏やかなオーキド要素が出てきてるイメージです。
うまく言えないけど、サトシとオーキド博士の関係って尊い。私の小さいころとくらべながら想像してみたんですが……近所のおじいちゃんとあれほど深い関係って…なかなか…なくないか…。
父親不在のサトシの、もう一人の保護者的存在で。家族のような存在でもあり、おじいちゃんでもあり。けど、実は凄い人で、ポケモン界の権威でもあり…。しかも4作目の映画では、40年前にすでに出逢っている関係。うおぉ…!
昔は「はかせー!サトシだよ」とかテレビ電話で言っていたのに、今は「オーキド博士、お久しぶりです」とかさああああ。徐々にサトシが博士に敬語つかって話してるの、立派だけど、ほんのちょっと切なさも感じる…
ところで、サトシとユキナリくん(幼少オーキド博士)の関係は、今のサトシとシトロンの関係に似てると思うんだ…!
サトシの父親設定は、実はあったのではないかとひそかに考えています。(1年で終わるはずだったアニポケが長期化したので、お蔵入りになったのだと私は想像)
なぜなら、フジ博士が亡くなった娘のコピーをつくろうと必死になる等…映画などでも親子関係をしっかり描こうとしている感じがあるからです。(あくまで想像です…)
ちなみに、小説版でのサトシの父親は…
●年齢は若いらしい。(ハナコさんから「青年」と称されてるところから。)
●旅の途中で、マサラタウンのハナコさん経営の宿に泊まった。
●ハナコさんが彼を一目見て一気に好きになり、わけがわからないほど盛り上がり、あっという間に結婚して、サトシをさずかった。
●ところが、あっという間に旅に出てしまって、それ以来帰ってこない。
●なぜか、トレーナー名簿に名前がない。(実力も不明)
…という、風のような人らしい。
ハナコさんは、サトシが5歳のころに、パパのことを話したらしい。
パパを、「ダメだこりゃ…」な人だよ、とサトシに伝えていたみたいですが、
サトシは写真でしかパパのことを知らないので、それほどショックではなかったそう。
「つまんないの」って感じだったらしい。(そういうサトシなんだか可愛い)
親が立派とかそうでないとか関係なく、トレーナーになりたかった、とありました。
そういうところ、今のサトシに通じるものがあるなぁ。
私なりに、ハナコさん(サトシの母)とパパについて考えてみました。
・ハナコさん
純粋な、マサラの民
ちゃっかりしているところがある。
たくましい
家事好きで動物好き
基本穏やかだが、気が強い面もある。
おおらか
意外とあっけらかんとしているところもある。
しっかり叱れる。
あまりガミガミ怒らない
困ったような笑い方がサトシに似てる。
サトシの夕焼け色のような瞳の色は、ハナコさん似だと信じてる。
あのサトシさんが、瞳の色を母親から受け継ぐ…ってなんだか素敵に感じる。
最近のアニポケ見てると、サトシの顔はなんだかんだでハナコさん似だなぁって思う。
・サトシの父ちゃん
(あ く ま で 妄 想 で す )
想像図↓
旅人気質
世間知らず
マイペース
髪の毛の色と髪質、眉毛の形はきっとサトシ似
きっと顔はサトシに似てない。
(ハナコさんが一目で惚れるくらいだから、きっと『いい男』。サトシはどこか可愛い系だから、顔のつくりはハナコさん似だと思うんだ…!)
夢追い人
人からにくまれない性格
純粋
サトシ的な黒髪(ちょっと青緑かかった)長髪を希望。^p^後ろ髪をしばってくれ…!
声を出して爽やかに笑う姿が、サトシに似てたらいい。(オレンジ諸島編のOP「ライバル!」の『笑いながら 話ができるよ』のサトシ的な…///)
あっという間に結婚してあっという間に子どもつくってあっという間に旅立ってしまうとか…どんなパパだよ…と思わなくもないですが、きっと何か諦められない夢があって、妻と息子をおいて旅に出たのだ…と私は、思ってる………複雑だ…
きっと途中でトラブルに巻き込まれて行方不明なのではないかと考えています。
怠惰なちゃらんぽらんな人だとは、決して思いたくないです。
あとは、ありがちですけど、記憶を失っているとか、または…亡くなっているか…
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サトシの父ちゃんですもの…私の中ではすごくカッコいい人物像が浮かんでいます。
絶対に永遠にないでしょうけど、もしもサトシが時渡りやタイムスリップやらで、自分が生まれたころの時間にわたったとしたら…
1枚目の絵は、きっとサトシはこんな反応かな、という妄想。
今回1枚だけですが…、この話、ガチで考えると1時間分くらいになる気がする。サトシの父親、とか、超未知じゃないですか…すっごいシリアスになりそう。
サトシの根本を揺るがすんじゃないか、コレ。ああ、そういうの、たぎる…!!!(だって本編でそういう展開ないんだもの!
すっごい関係ないですけど、サトシの父親は、DPで登場したゲンさんのような雰囲気がいいな。アーロンさんみたいな。
あのひと…髪型とか波導が使えるとか、サトシに通じる設定が多いのどうしてだろう。
むかし、サトシの父親がゲンさんだったら…とか考えたことがないわけでもありませんが…きっと100%ありえないので、考えるのやめました。
けどなぁ…気になるよなぁ…
すみません、長くなりました。こんな妄想話を読んでくださりありがとうございました!
いつも読んでくださる方、本当にありがとうございます…。