「敗戦処理」とは、元来は野球における役割・ポジションの一つであり、

先発もしくは先に登板したリリーフが打ち込まれ、相手に大量リードを許した時に登板する

リリーフ投手の事である。

「敗戦」という言葉にも表れているように、首脳陣が試合を半ば諦めた場面で起用されるが、

連日の起用によって登板過多になりやすい主力の中継ぎや抑えの疲労を蓄積させず、

彼らのスタミナ温存のため、格がやや落ちる投手が起用される。

だが、プレッシャーが比較的かからない状態で投げられるため、若手投手のテストの場、

故障明けや登板間隔が開いた投手への調整目的としての登板もある。

さらに、好投すれば次回から先発や接戦での中継ぎに起用される場合もあり、

味方打線が奮起して逆転に成功、相手打者を防ぎきる流れになれば、勝利投手として輝く事もある。

ゆえに、先発投手の尻ぬぐいや汚れ役というわけでは決してない。

転じて、日本では敗北がほぼ確定した負け戦の被害をこれ以上広げずに終わらせるという意味で用いられ、

アメリカでは後始末をする清掃員という意味から「モップアップマン(mop up man)」と呼ばれる。

 

 

 

 

前置きが長くなりましたが本題。

今週から万博7日前抽選の結果が出るようになりました。・・・が、

 

 

 

ご覧の有様です。なので行く前から敗戦処理がほぼ確定(泣)。

この惨状だと最後の賭けである3日前登録も負け戦確定となると睨んでいます。

 

普通ならここで「行くわけないだろ!大嫌いだバーカ!!」となるのですが、

既にチケットを買っており諸々が変更不可という退けぬ状況、

日月2連泊で宿を予約済み、新幹線の座席も確保と、ここまで来た以上行く以外の選択肢はありません。

というか、好きな地での万博とこみトレだからこそ行く気マンマンではあるのですが。

さらに言えば敗戦処理である以上、

「パビリオンの入場時間に支配されない=プレッシャーがかからない」という事なので、

その場のアドリブや一目惚れで気楽に周る自由度が拡大したとも捉えられるようになりました。

 

ひとまずの結果はこのザマでしたが、3日前登録は負けて当然という想いでプレッシャーを捨てて臨み、

それでアカンかったら当日はアドリブ重視で巡るパターンでいきます。

 

今後会期中に行かれる方も多いでしょうが、

 

・予約制のパビリオンははじめから切った方が気楽

・入場などに必要なQRコードはスクショを取るか印刷で対応した方が便利

・資金はリアルカードのSuicaへチャージしておくと便利

・その場のノリや光景を楽しむ方に舵を切ると万博に対する評価がプラスになるかも

・撤退が遅い時間になる時は大混雑を覚悟されたし

 

という戦術を頭の片隅に入れておくといいのかもしれません。自分もそうですが。

撤退時間はなんばでのおやつタイム重視で決めます。