遡る事1975年の今日封切りとなった春の「東映まんがまつり」のプログラムとして、
劇場版マジンガーシリーズ第3作「グレートマジンガー対ゲッターロボ」が公開されました。
そう、今日は公開と共に異なるスーパーロボットの初共演50周年記念の日でもあります。
第1作「マジンガーZ対デビルマン」はロボットとヒーロー(?)の異色の共演、
第2作「マジンガーZ対暗黒大将軍」は新旧マジンガーの共演でしたが、
本作は全く異なるスーパーロボット同士の共闘を描く内容でした。
しかも、この時のマジンガーの雑誌記事は講談社、ゲッターの雑誌記事は小学館が有するという、
出版社もライバル同士の関係だっただけに、両者の共演はまさに驚きを与えたものです。
なお、相対する宇宙怪獣ギルギルガンは送り込んだ謎の宇宙人と共にオリジナルの存在であり、
初登場から約16年後・・・意外な形で再注目を浴びる事となります。
それこそがスパロボであり、第1作ではラスボスとして君臨する一方、劇中通り3段階の姿を披露しました。
しかし・・・旧シリーズの始まりである第2次からは・・・
第4の姿となるメカギルギルガンがオリジナル要素として追加される顛末となりました。
そのため、一部タイトルで第3形態を倒すとメカギルギルガンの姿を現すのが定番となるわけです。
厳密には本作が本当の原点かもしれませんが、劇場版マジンガーシリーズ全体が
スパロボの原点と呼ばれるのも頷けます。