昨日である事を昨日思い出しましたが・・・それはシリーズの可能性を広げてきた1作、

 

「第4次スーパーロボット大戦」発売30周年記念の日でした。

 

今ではデフォとなっているオリジナル主人公と主人公機、刷新されたゲームシステム、

強化パーツの概念など、現在のスパロボに連なる基礎を構築した事でも知られていますが、

その裏では「本当の意味でのシリーズ最終作」として制作されていた事が、

30年の時を経て明かされました(こちらは寺田さんのXで語られています)。

しかしながら・・・その後は声付きとなったPS版第4次S、

大幅リメイクのF・F完結編へと生まれ変わり、最終作となるはずがその後のスパロボへと発展し、

今に連なる結果となっていくわけです。

 

当時の一般的コンシューマゲームのROMカートリッジとしては破格の24メガだったものの、

それでもデータ量が逼迫するほどの仕様であり、今もなお問題とされている

「コン・バトラーVとダンクーガの2択」が生じてしまったのも、これが原因だったと言われています。

こうした問題はあったものの、スーパーファミコンの限界に挑戦した描写や集大成的ストーリー、

重厚な原曲の重厚感をさらに高めるサウンドなど、当時価格12,800円に相応しい仕上がりでした。

 

もしスパロボが本当に第4次で終わったら・・・僕自身の人生も別の分岐に進んでいたかもしれません。

それこそワンフェスに行く事も、コトブキヤ製キットの素晴らしさを知る事もなかったでしょう。

改めて・・・偉大なる第4次に乾杯。