遡る事50年前となる1974年4月12日・・・昭和第2期シリーズ最終作「ウルトラマンレオ」が放送開始となりました。
徒手空拳を主体とした戦闘スタイル、一度敗北するも過酷な特訓で新技を会得した再戦での勝利を描き、
終末思想が覆う世をなぞらえた歌詞の主題歌が鮮烈に刻まれた初期クール、
その初期クールへの不評から西洋妖怪をモチーフとした「見よ!ウルトラ怪奇シリーズ」や弟アストラの登場、
日本昔話をモチーフとした「日本名作民話シリーズ」や伝説の超人ウルトラマンキングの登場、
歴代ウルトラ戦士の客演など、数々の路線変更が行われていました。
そして最終クールは「恐怖の円盤生物シリーズ!」が始まり、歴代作品の中でもトップクラスの40話を筆頭に、
トラウマ要素が満載の過酷な展開へと舵取りが行われました。
流れへの翻弄、苦難、離別にも襲われながらも、己を鍛えて抗い、守るために戦い続けたその姿は、
生まれは違えど紛れもなくウルトラ戦士であり、ヒーローでもあります。
偉大なるレオ兄弟へ、50周年おめでとう!