遡る事50年前の1974年4月6日、これまでのピープロ作品とは一線を画す特撮番組が放送開始となりました。

 

 

 

それこそが、今もツッコミどころ満載ながら・・・「陰」のイメージが強かったピープロ作品において、

「陽」のイメージを強く押し出した「電人ザボーガー」なのです。

 

主人公が変身する特撮作品が主流の中、主人公・大門豊による人間体での空手アクション、

愛車にして相棒であるザボーガーと共に戦うバディ要素は、異色ながらも斬新さに溢れる内容でした。

放送時間が2回変わる事態が起き、40話からは「電人ザボーガー対恐竜軍団シリーズ」の副題が付くなど、

視聴者的に大変な事があったものの全52話を放送しきり、商業面でも成功を収めました。

 

そして2011年には、

 

 

 

劇場版としてリメイクされ、原点への強いリスペクトを込めつつ、

壮大な大河ストーリーと今を生きる人々へのメッセージ性をも込めた1作に生まれ変わっています。

 

あれから50年、今も大門とザボーガーはどこかで平和のために戦い続けているはずです。

人生の最後の瞬間まで。