千値錬が満を持して送り出したRIOBOTコンパチカイザー、少し前に開けて動かしつつ撮った分を挙げていきます。
ご覧の通り力強くかつバリってる姿を全高約250㎜のビッグサイズで再現しています。
各部のクリアーパーツも非常に良いアクセントとなっています。
背部にある3つのクリアーパーツの中央にあるガンメタの部分が、LEDのON/OFFを行うスイッチです。
頭部は胴体部から外す事ができ、ヘルメットも上部とフェイス部、基部の分離が可能です。
これはGコンパチカイザー用パーツへの換装を行うためです。
頭部を外して襟元を持ち上げると電池入れが見られます。
電池の取り外しと交換は頭部の取り外しとビスの着脱が必須です。
胸部エンブレムは引き出し機構と二重ヒンジがあり、
後者によって両翼を前面に移動させる事ができ、可動を妨げないようになります。
肩には引き出し機構があります。クリック式ではありませんが強度は十分あります。
胸部の左右への傾きは中央部を起点に左右1クリックずつ行えます。
屈みと反らしも各々1クリックずつ可能です。
腰の回転もクリック式で360度回せます。
腕も肩側回転、上腕ロール、ヒジ関節にクリックが内蔵され、十分な可動が行えます。
肩アーマーは独立式で、前腕側にも軽く曲がる可動部が設けられています。
可動指式手首は指の全関節が可動し、微妙な表情付けが行えます。
基部にはスナップ式の可動軸、前腕側にボールジョイントが内蔵されています。
腰アーマーはフロントアーマーがボール接続、サイドアーマー内部に可動軸があり、リアアーマーも可動します。
フロントアーマーとサイドアーマーを繋ぐブロックにも可動があり、
これによって脚部の派手な可動を可能としています。股関節部は腰側の回転部分とロール部分にクリックがあります。
ヒザ関節はスネ側後方との二重関節で深く曲がります。こちらも双方にクリックがあります。
足首の接地性はここまで行えます。スネとの接続部、関節ブロック、足首との接続部にクリックがあり、
カカトのウイングパーツは可動部とボールジョイントの二重構造です。
ここからはポージングを交えつつ各武装を。
スーパーロボットの定番もバッチリです。
前腕部は着脱式で、スパイラル・ナックル再現も可能です。
手持ちの台座とアクションベース付属の5ミリ変換ブロックだけでは固定できないため、
変換ブロックの5ミリ軸にマスキングテープを巻いて太らせれば、しっかりと固定されます。
サイドアーマーと肩のブレードを外し、さらに外したサイドアーマー接続部を本体に戻して、
手持ち用パーツとブレードを組み合わせると、
カイザー・ブーメランが完成します。保持の際は武器保持用手首に交換しておきます。
ブレード接続軸は収納も可能です。
胸部エンブレムブロックは着脱が可能で、中央部のクリスタルは白成型の治具で押し出すと外せます。
これにより、BFマークが浮かび上がった状態のパーツに交換する事ができます。
背中のスイッチを押す事でこの部分が点灯します。OFFにする時はもう一度押します。
点灯しない場合は電池入れの絶縁シートを外したか、電池は入っているか(あらかじめテスト用電池が入っています)、
接点が繋がっているかを確認し、接点に関してはエンブレムブロックを押しながら確認します。
前述したエンブレムの引き出しにより、カイザー・バースト発射時の展開状態も再現できます。
一通り動かして感じたのは、値段に見合った・・・いや、値段以上の完成度と満足度を備えた一体であり、
フィギュアでありつつスーパーロボット玩具の極みを体現した一体でもある事でした。
しかしこれだけでは終わりません。来週届くGサンダーゲートとの合体により、さらなる真価と満足度を発揮します。
Gサンダーゲートはストア限定で入手できませんが(蔵出し販売があればワンチャンありますが・・・)、
カイザー単体でも楽しみたいと思ったら、売っている所を見つけ次第購入をオススメします。