この度の引退宣言をご報告させていただきます。

 

何を引退するのかと申し上げると、来るべき12月31日のコミックマーケット103・2日目の参加をもって、

長年参加してきたコミケことコミックマーケットへの参加を引退する事といたしました。

その理由についてご説明いたしますと、

 

 

 

1・体力と精神力の限界

 

ご存じの通りコミケは、東京ビッグサイトの全域を使って開催される同人誌即売会です。

その中においてコロナ禍で実施された収容人数制限の撤廃、ならびにアーリー入場・午前入場・午後入場と、

入場の分散化が実施された事によって、午後になってからの混雑度が緩和されにくい状況になりつつあります。

また、夏場は猛暑・酷暑も重なって増す過酷さ、冬はそれほどでもないものの前述の混雑によって

体力と精神力の疲弊度が増していき、今後もこれらの要素が上がっていくとなれば、

現状の体力と精神力ではついていけなくなると考えたのが、この度の決断に至った大きな理由です。

 

 

 

2・同人誌入手の多様性

 

コミケなどの即売会に限らず、現在ではメロンブックスの店舗や通販での委託、

とらのあなの通販委託など、すべてではありませんがコミケに行かずとも入手の機会は多様にあります。

会場限定本やノベルティなどプラスアルファのおまけ要素はありませんが、

それに固執しなければ入手できる利便性もあり、この利便性の恩恵を幾度も受けていたおかげで、

無理はしなくてもいいと感じた事も理由の一つです。

以降は通販や他の即売会で入手していきます。

 

 

 

3・コミケだけが同人誌即売会に非ず

 

コミケの来場者数が段違いである事からコミケ一点になりがちですが、

同人誌即売会はオールジャンル・オンリーを問わず各地で開催されています。

当然その中には来場者数が少なくとも、朝早くから身構える事無く気軽に行けて楽しめる即売会もあり、

来年以降はこうした即売会、主にこみっく☆トレジャー、COMIC1☆、サンシャインクリエイションなどのオールジャンル系、

GirlsLoveFestival、ぷにケット、スーパーヒロインタイム、僕らのラブライブ!などの

合同を含むオンリー系主体で楽しんでいきたいと思った事も理由の一つです。

 

 

 

以上で説明を終了いたします。

 

20世紀のラストとなるコミックマーケット59・2日目の初参加から23年、

幻の98と今夏の102を除く会期には必ず参加してきました。

そんなコミケは自身の人生の転機の一つとなり、恒例行事として楽しませてもらいましたが、

上記の理由も含め「老兵は去り行くのみ」の精神と共に、

(あくまでも自身の行動を律するためで、他者へ押し付ける意思は一切ありません)

次の若い世代に「『自由な表現の場のひとつ』をこれからも盛り立ててほしい」という願いを込め、

この度の引退を決断した次第です。

準備会の方々をはじめとする方々への感謝は、改めて31日の終了後に申し上げます。

 

 

 

通販で予約したカタログと2日目午前入場リストバンド型参加証を大宮店で受け取ってきました。

自身にとってのラストコミケ、入場タイミングの都合上フルではありませんが、終了時間まで楽しむ意志を固めています。

 

引退を考えた瞬間

 

 

 

 

 

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