「日本が世界に誇るモノとは?」と問われれば、「歴史的建造物」や「アニメ」、「特撮」が挙がるかと思いますが、

筆頭は老若男女問わず「漢の魂に火を付けるモノ」の最強にして究極たる存在、「巨大ロボット」ではなかろうか。

それは僕だけなく、多くの方々も感じているはずです。

そして今夏の終わりより、その巨大ロボットに魅了される要素のひとつであるデザイン・映像表現の特質に迫る

展覧会が開催されます。

 

 

 

1963年放送の「鉄人28号」から60年、数々の巨大ロボットが登場するアニメーションが日本で生まれてきました。

今回の展示会は、その時代ごとのデザインや映像表現の特質に迫り、

「見て、知って、体験する」コンセプトで魅せる内容となります。

設定画・設定資料・内部透視図からメカニズムを見る事で知り、

ガンダムのデザインに影響を与えた「宇宙の戦士」の機動歩兵、

新たなリアルの境地を切り開いた「太陽の牙ダグラム」のダグラム頭部、

OVA黎明期最大の傑作「メガゾーン23」のガーランドを原寸大サイズモデルで再現し、

床面を利用した原寸大ガンダムのシルエット展示と共に、リアリティを体験できます。

また、今も活躍を続けるメカニックデザイナー・宮武一貴氏による圧巻の巨大絵画など、

驚きの企画がこれでもかと言わんばかりのボリュームで構えています。

 

9月9日(土)~11月12日(日)の福岡市美術館を皮切りに、

来年2月10日(土)~4月7日(日)の横須賀美術館、来年夏の京都を巡り、

以降の追加巡回も調整中との事なので、お近くでの開催が決定したなら必見と言えます。

福岡会場チケットは各プレイガイドで取扱中ですが、チケットぴあ限定の図録付チケットは

30日(金)10時より数量限定で販売されます。

 

鋼の戦神が培ってきた歴史を振り返ったらもう一度ロボットアニメを観て、

熱き夢とロマン、魂を感じていただきたいです。

サブスクは料金だけでなく作品ラインナップで選んで下さい。