「・・・?」
遡る事1978年5月17日、東映特撮の歴史に新たな流れを築き上げた伝説の名作が始まりました。
そう、本日はその伝説の番組「スパイダーマン」放送開始45周年記念の日です。
どういった内容かは・・・
この動画でだいたいわかるかと思います。
この東映版スパイダーマンが誕生した経緯は、自社特撮ヒーロー不在の危機に見舞われた東映側が、
「3年間にわたり、お互いのキャラクターを使用してよい」
という契約をマーベル側と交わした事から始まっています。
東映側が用意した原作と大きく離れた設定と物語で制作が進んでいった結果・・・
悪役側の組織やブレスレットによる変身描写、ヒーローが搭乗する巨大ロボ・レオパルドンなど、
今の眼で見てもかなりぶっ飛んだ痛快作となりました。
さすがにレオパルドンの存在は本家側が苦笑いしたものの、ワイヤーアクションやカメラワークに支えられた
戦闘シーンなど、特撮シーンのクオリティを高く評価していました。
こうして誕生したスパイダーマンは視聴率・玩具の売れ行き共に好評を博し、
前述の「ヒーローが搭乗する巨大ロボ」というコンセプトは、翌年の「バトルフィーバーJ」にも継承され、
現在にも連なるスーパー戦隊シリーズのフォーマットを構築していったのです。
まさにスパイダーマンは、東映特撮ヒーローの危機を救い新たな可能性を構築した偉大な存在と言えます。
さすがに諸事情によってしばしの間は関連商品が出なかったのですが・・・
後年はDVDーBOXや超合金魂、フィギュアーツでの商品化に恵まれています。
(スーパーミニプラ化は正直言ってビビりましたが・・・)
改めて・・・祝・45周年!!