遡る事1993年3月3日、映像作品におけるシリーズ最終作の放送が開始されました。それが・・・
「絶対無敵ライジンオー」、「元気爆発ガンバルガー」から続くエルドランシリーズ第3弾「熱血最強ゴウザウラー」だったのです。
そう、本日はゴウザウラー放送開始30周年記念の日なのです。
クラス全員で戦うというスタイルに回帰しつつも、学校やご町内からロボが発進するのではなく、
ロボが校舎と融合しており、出撃の際に校舎が変形するだけでなく、
各メカが当時の人気ジャンルであった恐竜をモチーフとしている点も異彩を放っているポイントです。
恐竜モチーフのロボは過去にも前例があるため決して目新しいものではありませんが、
主人公機が恐竜メカというのは珍しかったのです。
ストーリーにおいては、ロボットアニメと日常アニメを絶妙なバランスで完成させたライジンオー、
スラップスティックに特化したガンバルガーと異なり、
・戦いの恐怖
・幹部の入れ替わり
・小学6年生の”リアル”
・”心”
この4つを主軸とした事でシリアスさを強調させていますが、
時に幼き日のノスタルジーや強い絆など、視聴者の心を熱くさせる流れを形成したのです。
また、後半からは1話完結方式から連続性を持たせる流れとしているのも特長と言えます。
そして機械化帝国と機械神との最終決戦に勝利して迎える最終話の卒業式は、
惜しくもエルドランシリーズそのものの幕引きをも示す事となりましたが、
同時にシリーズ最強の感動をも伝えています。
記念すべき年に主だった動きはありませんが・・・
まずは春風小学校6年2組・ザウラーズとゴウザウラー、マグナザウラー、グランザウラーに・・・
「祝・30周年!」