今週はこれが目立つ1週間でした。そこで時の流れの速さを感じてしまいます(爆)。
・10月5日 機動戦士ガンダムSEED20周年
21世紀のファーストガンダムと銘打って始まり、今もなお高い人気を有するSEEDはこの日に記念すべき時を迎えました。
初代をなぞらえた展開の前半や夕方アニメにエログロを出すという要素は賛否あったものの、
後半の展開やテーマ性、メカの見せ方は随一であり、評価面でも商業面でも成功を収めた事から前述通りの人気を獲得しました。
正直言うとここで止めておけばよかったのですが・・・続編は・・・
・10月7日 超重神グラヴィオン20周年
衰退が進んでいるロボットアニメの世界において、メイドや巨乳など流行りの萌え要素を入れつつも、
それを上回るメカ描写の迫力と外連味で魅せると共に、「正統派いまだ健在なり!」という意志を突き付けた
快作スーパーロボットアニメです。
作品の良さに反し、永らく決定版と言える立体物がガレージキットしかなかったのですが、
近年は千値錬からハイクオリティトイがリリースされ(アルティメットグラヴィオンは10月15日頃発売)、
来月は予定通りならMODEROIDが店頭に並ぶという良い展開が行われます。
・10月8日 無敵超人ザンボット345周年
サンライズ自主企画作品第1弾にしてガンダムのルーツとなったザンボット3も、本日45周年を迎えました。
スーパーロボットを表向きとしながらも、中身は戦いの被害者の存在や主人公たちにぶつけられるヘイトなど、
リアルロボットの方向性を築き上げると共に、「海のトリトン」で描かれた善悪逆転の構図を取り込むなど、
黒富野の片鱗を垣間見られるハードな1作です。
これらの作品が「こんな前だったのか・・・」と言う点にタイトル通りの事を感じてしまいます。
ともかく、どれもバンダイチャンネルで見放題となっていますので(SEEDはHDリマスター版)、
おためし期間で観るのもいいと思います。
ただしグラヴィオン以外はトラウマ要素があるので・・・覚悟してご覧下さい。