アオシマから「1/450 伝説巨神イデオン」発売!それを記念し「伝説巨神イデオン アオシマボックスアート展」開催決定!
1980年に放映された『伝説巨神イデオン』TVシリーズと同時期に発売され、1982年まで継続し.......... ≪続きを読む≫

 

40年の時を経てイデプラが復活します。現在は21世紀、令和の時代です。

 

イデプラとは・・・80年代初頭のガンプラブーム真っ只中に、TVシリーズと同時期から発売を開始した

「伝説巨神イデオン」のプラモデルシリーズであり、劇場版「接触篇・発動篇」が公開された82年まで発売されました。

ライト層向けの遊び心溢れる合体ギミックやカプセル発射ギミックを備えたエントリー(?)モデル、

ガンプラへの対抗心を感じさせる¥300のアニメスケール(なおスケールはバラバラだった)に加え、

作品内での統一性を持たせた1/600シリーズと、そのカテゴリーは多岐に渡るものでした。

中でも1/600シリーズの重機動メカは設定資料を基に設計されているため、

組んだ時のフォルムは設定画そのものだったのです。ただし今でもそのままでは組み辛いのですが・・・

 

時代は平成、21世紀へと移り変わった頃、11年前ほど辺りから再び注目を浴びる事となります。

その火付け役こそがご存じ駿河屋です。

リアル店舗展開前の話ですが、とんでもない物量のイデプラを最安¥10という価格で売り出しており、

(時には¥300キットの100個セットや¥1,000キットの36個セットを\1で販売する暴挙も行われていた)

当時¥1,500以上の購入で送料無料という事も手伝ってか、大量に買いまくる変人モデラー(自分含む)が続出したそうです。

しかもそれだけ売れたにもかかわらず一向に在庫が減らない事から、劇中の用語を交えた「リアルバッフ・クラン」や

「駿河屋無限在庫」と揶揄されるほどとなり、駿河屋と共にイデプラが変な意味で注目される事態が勃発しました。

さすがに今では在庫も捌けてきたため、絶版キットらしい価格で販売されています。

 

こうした経緯を持つイデプラから、主役機イデオンが完全新規造形で復活します。

スケールは1/450(約24cm)となり、現行商品に倣った色分け成型済みパーツとはめ込み式を採用。

合体変形は不可である分、プロポーション重視の形状と自由な可動域に振っています。

波導ガン(イデオンガン)、イデオンソードエフェクト、ミサイル発射エフェクトも揃っています。

 

さらに、この復活を記念してか、「伝説巨神イデオン アオシマボックスアート展」の開催も決定しました。

会場はマルイシティ横浜7階イベントスペース、開催期間は3月10日(木)~21日(月)です。

 

POP UP SHOP 詳細|マルイシティ横浜|丸井百貨 (0101.co.jp)

 

 

貴重なボックスアートや開発資料を40点以上展示するだけでなく、今回の新キットも初披露予定となっています。

「これもイデの導きか・・・」と思ったお近くにお住まいの方は、脚を運んでみるのもいいと思います。

 

アオシマからイデオンの新商品が出るという一報を聞いた時は、正直言ってビックリしました。

しかしながら、現在の状況に光を照らすキットのひとつになるのは・・・間違いないはずです。多分。

何しろ「最強のジム」とも言われてるほどですから(笑)。