2度にわたる延期の末、「MINI ACTION」最新作であるゴッドシグマが昨晩到着しました。

別件の諸事情もあるので、ここからは背景を変えていきます。

 

分離状態の空雷王(中央)、海鳴王(左)、陸震王(右)。

 

各機のサイズを示すべく、わかりやすいものとしてEGガンダムを置いてみました。

いかに小さいかがおわかりかと思います。しかし驚くべきは、この小さいサイズで合体してしまう事です。

 

まずは空雷王。変形の都合で脚部がマッシブですが、許容範囲と言えます。

脛側面に付くパーツはゴッドシグマの腰アーマーで、ボールジョイント接続となっています。

 

可動範囲も申し分なく、腕の可動はゴッドシグマでも活かされるだけあって十分な範囲です。

股関節にはロールもあり、微妙な表情付けも行えます。

 

股関節部には前方へのせり出し機構も備わっています。

 

足首は特殊なボールジョイント接続ですが、十分な接地は可能です。

 

海鳴王と陸震王。この2体は良好なプロポーションです。

 

首・肩・ヒジ・股関節・足首はボールジョイント、手首は軸接続で自由に可動し、股関節には下側への引き出しとロールがあります。

足首には引き出し機構があり、ゴッドシグマでの接地をサポートします。

 

ビッグウイング。主翼の可動が行えます。

多重ヒンジの折り畳みにより、本体の厚みを抑えられます。

 

「シグマァッ・フォーメイション!」

「「トリニティ・チャージ!」」

ここから合体していきます。

 

空雷王は手首を外して肩を伸ばします。

 

足首から前腕パーツを取り出し、別パーツの手首を取り付けます。

 

脚部を縮めて合体準備完了。これにより余剰となる足首ブロックが外れます。

このギミックは結構硬いので、動かす際の注意点になります。

 

海鳴王と陸震王は共通になります。

余剰となる頭部と腕部を外し、脚部を閉じてから固定用のカバーパーツを取り付け、

この後脚部を縮めれば合体準備完了。

 

後ろから空雷王の凸ジョイントを海鳴王と陸震王の受けにスライド接続させ、

 

前腕を接続。

 

ビッグウイングのヒンジを使って合体状態にしておきます。

腹部に付くジョイント、肩口の隙間に付くジョイントで本体と固定させます。

 

説明書では頭部を一度外す指示がありますが、横向きにすれば外さずに取り付けられます。

最後に主翼を可動させれば、

 

ゴッドシグマが完成します。

超合金魂に比べると細くなったプロポーションでまとめられています。

 

大型頭部に差し替えれば、全体のバランスが良くなります。

ここは好みもあると思いますが。

 

可動範囲は股関節がネックになりますが、画像のように腰アーマーをどかせば広く取れます。

その他の部分は良好で、足首の引き出し機構がここで活きてきます。

 

ビッグウイングから分離したゴッドシールドは、グリップの差し替えで保持状態にできます。

 

無双剣はグリップが別パーツ式となっており、一度分解してから武器持ち手に持たせます。

 

フル装備状態。

 

両手持ちも頑張れば再現可能です。

 

合体状態でのEGガンダムとの比較。

分離状態がかなり小さい事を考えると、この合体ギミックを備えている事実を疑うはずです。

 

このシリーズは毎回価格以上のプレイバリューを誇り、今回のゴッドシグマも同様の満足度でした。

差し替えや余剰がシリーズ中多めでしたが、シリーズの仕様を考慮すればさほど気にならないほどです。

フューチャーダイレクト限定と販路が限られましたが、一般に比べて予約もスムーズである上に、

定価販売でも\3,850(税込)という共通の安さもあって、「買わなかったら絶対後悔する」一品であったとも感じています。

 

次は何が来るのかも楽しみです。