1966年に登場し、今もなお愛されるヒーロー、我らのウルトラマンが本日55周年を迎えます!

 

 

これは「偶然から始まった事」でしたが、今ではその偶然が「奇跡」となっているのです。

偶然はリアルと劇中、このふたつに存在しています。

 

一つ目の偶然、リアルの偶然は1966年7月10日の話。

本来ならばこの日は、前番組であるウルトラQの放送順最終話「206便消滅す」が放送されるはずでした。

しかし、放送順第20話「あけてくれ!」のストーリー内容がメインターゲットである子どもたちには難解過ぎるという理由から、

4月末に本放送見送りの処置が下され、1週間前倒しでの放送となったのです。

その結果ウルトラマン放送開始が7月10日に決まったものの、撮影スケジュールの遅れなどがあり、

穴埋めとして中継録画番組「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」がこの日に放送されたのでした。

これにより毎年7月10日が「ウルトラマンの日」となったのです。

 

そして二つ目の偶然は劇中にあります。

マン兄さんは主題歌の歌詞にある通り地球に来たのではなく、宇宙怪獣ベムラーを怪獣墓場へ護送する途中、

逃げられたベムラーを追っているうちに地球へ来てしまっただけだったのです。

しかも竜ヶ森付近を飛行していた小型ビートルと激突し、ハヤタを死なせてしまうという過失・・・

その事を詫びると共に一心同体となる事でハヤタを蘇生させ、以降は強暴な怪獣や地球を狙う宇宙人と戦ってきたのです。

おそらくは帰還した際に地球の素晴らしさを伝え、以降は数多の戦士を地球へ誘ったとも考えられます。

 

そして今日は55周年と共に、新たなる物語「ウルトラマントリガー」が始まりました。

今日という記念すべき日を迎えると共に、僕らも新たな始まりを歩んでいくでしょう。