現場で献花「悲しみ残る」=秋葉原無差別殺傷から12年―東京
東京・秋葉原の歩行者天国で17人が無差別に殺傷された事件は8日、発生から12年を迎えた。現場の交.......... ≪続きを読む≫

今ではコロナ禍を抜きにしても遠ざかってしまいましたが、アキバという地を愛する者にとって、

この日は決して忘れる事ができない日です。

 

今もなお許されぬたった一人の男の行き過ぎた身勝手さによって、多くの命が奪われただけでなく、

犠牲者の遺族や一命をとりとめた被害者の心に消えない傷をつけ、

アキバの華やかさを象徴する歩行者天国、そしてアキバを愛する人々の笑顔を踏みにじり、

報道によって全国にも哀しみをもたらしたのです。

 

僕はアキバにおらず、人伝でこの事を聞き、ニュースで知って、その恐ろしさと”奴”への怒りを感じていました。

しかし、”奴”をすぐに葬り去る事では、この痛みと哀しみが消えないのもまた事実。

死刑囚となった”奴”への制裁は然るべき所に委ね、我々が成すべきはこの事件を忘れない事、

同じ過ちを繰り返してはならない事、そして、叶えたい夢や願望が叶わなかった犠牲者の方々への祈りだと思っています。

どうか皆さんも、この事を覚えておいていただきたいと願うばかりです。