遡る事40年前となる1980年の今日、後に伝説となるアニメ「伝説巨神イデオン」の放送が開始されました。

という事で、本日は色々な意味で衝撃を与えた名作・イデオンの40周年記念の日です。

 

今でいう「黒富野」が全開となった重厚かつ悲劇の漂うストーリー、無現力イデに取り込まれた人々の抵抗と運命、

「最強のジム」と揶揄されるイデオンのデザイン、異色ながらも見応えのあるバッフ・クランの重機動メカの数々、

そしてすぎやまこういち先生の美しい音楽など、今観ても色褪せない魅力に溢れています。

リアルタイム放送時は打切エンドという形で終わったものの、その後劇場版の制作が発表され、

TVシリーズ主体でファーストコンタクトを描き直した「接触篇」、そしてTVシリーズ最終話と、

本来ならTVシリーズで描かれるはずだった凄惨極まる展開と衝撃のラストを足した「発動篇」の2本立てで真に完結しましたが、

それが今もなお惹きつけてやまないものとなっているわけです。

 

当時のロボットアニメは「玩具・プラモデルを売る事」も命題であり、玩具は当時のトミーよりイデオンが発売され、

プラモデルはアオシマより遊び心溢れるイデオン、ガンプラを意識した¥300の箱スケール、

統一感を重視した1/600スケールが発売され、特に1/600シリーズは設定画そのものな出来栄えと言われています、

ただし、何分昔のキットなので・・・合いの悪さやズレも目立つのですが・・・(汗)

 

そして2010年代初頭、このイデオンは変な意味で注目を集めます。駿河屋によって。

そう、中古で最安値¥9、新品でも最安値¥10という驚愕のイデプラ販売を行った事により、

その安さに多くの人々から注目を集め、大量のイデプラが買われていく事態が発生しました。

(ウチでも買いまくってました)

しかも・・・あれだけ売れても爆安状態がしばらく続き、「ガンガ・ルブ36個セット ¥1(送料別)」など、

(買ったバカがここにひとり)

酷い時にはこういう狂気じみたセット販売まで行っていたほどです。

これにより、「駿河屋無限在庫」と言われるようになりましたが、今は落ち着いて普通の価格になっています。

 

というように、イデオンは今でも「伝説」として語られています。

結構重いですが、皆さんにも機会があれば観てほしいと思っています。

 

惜しくも来月に延期されましたが、超合金魂F.A.でも発売されます。

こちらも楽しみです。