今月届いた(現時点における)今年最大の目玉アイテム、METAL ROBOT魂ヒュッケバインを、
電撃スパロボの素組みレビューでやっている形式で紹介していきます。
プロポーションは21世紀準拠、カラーリングは第4次準拠、マーキングはVのイメージと、
異なる要素を集約させた雰囲気にまとめられています。
ほんのりとパールもかかっており、本体のカラーを引き立たせています。
主な関節部にはダイキャストが使用されているため、適度な重量感もあります。
頭部はダブルボールジョイントで、アゴの引きや上げも十分に行えます。
ツインアイとセンサーのメタリックグリーンも、丁度良いアクセントになっています。
胴体部もボールジョイント主体の可動で、屈ませや反らしも可能です。
反らしの角度はかなり大きめですが。
腰の回転は固定式のリアアーマーと干渉するため、ここまでが限界です。
ウイングバインダーはボールジョイント接続です。
下部はこのブロックを下げると、内部のスラスターが連動して露出します。
尾翼は可動式です。工程の都合上ピンが見えてしまうのはご愛敬という事で(笑)。
格納位置が永年の謎とされていたマイクロミサイルも、上部のブロックを可動させると発射状態を再現できます。
左右とも10発ずつ造形されています。
バックパックはカバーが可動し、後述するブラックホール・キャノン装着用のハードポイントが現れます。
肩アーマーは独立式で可動部もあり、これらを活かせば腕の跳ね上げはここまで行えます。
ヒジ関節は二重ですが、ここまでが限度のようです。それでも十分な可動範囲は確保されています。
この部分は硬めなので、じっくりと動かして下さい。
手首はフィギュアーツでおなじみの球体関節が内蔵されています。
胴体側の関節せり出しも可能です。
股関節は90度まで開けます。バランスを取れば自立も可能です。
足首は上側がボールジョイント接続、下側の軸は左右スイングという構成で、接地性は十分にあります。
軸のスイングも少し硬めなので、動かす際はじっくりと行うのが基本です。
前後のアンクルガードも可動式で、後部はボールジョイント接続による可動です。
これにより、足首周りの見た目が損なわれません。
ヒザ関節も二重で、スネ側は可動に連動してヒザアーマーが可動します。
爪先にも可動があり、ポージングに合わせての位置決めが可能です。
ロシュセイバーのグリップはサイドアーマーにマウントできます。
ビーム刃は別パーツ式です。握りに角度が付いた専用の持ち手で保持させます。
リープ・スラッシャー。左から本体、エフェクト、ディスプレイ用ジョイント。
エフェクトは第4次仕様の青で再現されています。
これらを組み合わせれば、台座を用いての射出ディスプレイも可能です。
ブラックホール・キャノン。プラ製で軽く作られています。
後部にはギミックがあり、ハンガー部分を上げます。
これによってグリップブロックの引き出しが行えます。
グリップはヒンジによる角度付けも可能です。
グリップブロックを押し込んでからハンガーを下げると、ロックがかかってぐらつきを防止します。
ハンガーを下げてから押し込んでも同様の効果があります。
台座のアーム2個を駆使すれば、ゲーム中の射出→保持→発射体制といった流れを再現できます。
アームなしだと手首が心許ないので、この状態では必須と言えます。
腰中央ブロックにもハードポイントがあり、ブラックホール・キャノン下部のアームとの接続が行えます。
かなり窮屈になりますが、単体での安定した保持が可能になります。
バックパックのハードポイントに接続した状態がこちらです。
アームの可動を活用すると、こうしたオリジナルギミックが再現できます。
一時は本当の意味でバニシング・トルーパーと化していたものの、衝撃の発表から8か月の時を経て、
現代仕様の完成品フィギュアで復活しました。
それゆえ実物を手に取ると、感慨無量の一言です。
通常のROBOT魂でも良いと思っていましたが、METAL ROBOT魂での商品化というのも、
嬉しい誤算だったと感じています。
今後の展開は不明ながらも、OGシリーズの機体は続投してほしいと思います。
残念ながら魂ウェブ商店限定のため、現在は入手できませんが、
ウェブ上での蔵出しやAKIBAショールームで販売される可能性もあり得るので、
その機会が訪れた時にはご活用下さい。