HGUCの新機軸となったゼータガンダムに、知る人ぞ知るバリエーション機が加わり、
本日からホビーオンラインショップで受注が始まりました。
・HGUC ゼータガンダム(ウェイブシューター)
http://p-bandai.jp/item/item-1000116349/
ベースは発売中のゼータガンダムですが、フライングアーマーが
ウイングバインダーに、シールドも形状の異なるタイプに変更されています。
これにより、変形した姿がウェイブシューターとなるわけです。
このウェイブシューターは、ウェイブライダーの特徴である大気圏突入能力を
オミットした分、大型化されたVG翼(可変後退翼)の恩恵によって、
大気圏内低空での飛行性能、離着陸距離、航続距離が向上した形態です。
この姿が生まれた経緯は、初代HG誕生期である1990年まで遡ります。
初代HGは、1/144スケールに当時の最新技術を盛り込むと共に、
各ガンダムが保有する機構を再現しているのが売りでした。
HG第1弾のガンダム(現在絶版)に続いてゼータガンダムが発売され、
新設定のウェイブシューターへの変形を可能としたモデルとなっています。
というのも、ゼータガンダムの変形は放送当時の時点から複雑なものであり、
1/1OOでかろうじて再現できたものの、プロポーションに多少難ありという課題を
残してしまい、ハイコンプリートモデルも一部組み替えだったうえに、
両方の形態が辛いものという課題を残す結果となってしまいました。
そんな中、ガンダムセンチネルシリーズで発売されたゼータプラスC1は、
頭部と腹部を外す事と、ビーム・スマートガンの組み替え以外は差し替えなしの
完全変形を実現しつつ、プロポーションも保たれた奇跡の完成度を実現。
このノウハウを取り入れる事で、ようやくひとつの完成形に到達したのです。
(しかし、ウェイブライダーではないため、完全再現には当時Bクラブから発売された
改造パーツを別途購入する必要がありました・・・)
そんな事もあった時代から27年、今度はHGUCとなって帰ってきました。
思い出ともトラウマとも取れるこのゼータガンダムも、
皆さんのコレクションに加えてはいかがでしょうか。
・雑記
本日はMETAL BUILDダブルオークアンタの予約解禁日ですが、
無事にソフマップの店頭で予約できました。
僕の前に15人ほどいましたが、30個分ほど用意してくれたおかげで、
なんとか確保できた次第です。