放置気味でしたが、超合金魂20周年のスタートを飾るマジンガーZD.C.を挙げていきます。
 
まずはパッケージ。劇中表現の再現を示しているテイストが良いですね。
 
マジンガー本体。過去の商品と比べて細身ですが、ダイキャストの比率は多めで、
手に持った時の重量感は抜群です。
 
専用台座は上部のフタが開き、内部には失くしがちなパーツをブリスターごと
格納できるようになっています。
 
後期型という事で、パイルダーはジェットパイルダーのみとなっています。
合体の際は、右の合体状態用パーツに差し替えます。
 
パイルダー・オン。
目が発光した状態のフェイスパーツに差し替え、パイルダーを乗せて完成します。
パイルダーとの固定は磁石で行うため、接続ピンは目立ちません。
そのかわり保持力は弱めなので、ポロリに気を付けながら動かして下さい。
 
起動時のポーズ。首は上がボールジョイント、下が軸可動という構造で、
上に向ける演技もしっかりと行えます。
 
ボディの可動も比較的自由度が高く、屈みや先ほどの反らしも行えます。
「クライアントに頭を下げるマジンガー課長」ではありません(笑)。
 
肩とヒジの可動。肩アーマーが別ブロックの外装になり、独立可動します。
接続はボールジョイント式で、外れた時の取り付けも容易です。
ヒジは二重関節で、上腕と前腕にロールがあるため、ポジション決めも自在です。
手首はボールジョイント接続です。
 
肩付け根は前方への反らしも行えます。
 
開脚性能はここまでが限界です。股関節の可動範囲が若干狭いのは惜しい所かと。
足首は引き出し式で、若干接地性が上がるくらいです。
 
ヒザ関節は外装が収まる機構により、曲げ幅は大きいです。
 
グワッっとした動きを表現する平手。
 
ロケットパンチ発射ギミックはありませんが、取り外しは可能です。
ヒジ関節はアタッチメント式で、こちらは発射後に露出するドリルミサイルの
発射口パーツに差し替えています。
 
ロケットパンチを発射させない時の展開用パーツ。
 
アイアンカッターも両腕分用意されています。
 
腹部と腰前面のパーツは取り外しが可能で、
 
腹部はミサイルパンチ発射状態パーツへの差し替えが行えます。
 
腰は可動範囲拡大パーツへの差し替えにより、
 
苦戦している時に見られるヒザ立ちも行えます。
 
ジェットスクランダーとカタパルト。
スクランダーは後期型のマーキングと塗り分けが行われており、
フチの紺までしっかりと塗られています。
前進翼状態・後退翼状態は、左右のウイングの付け替えでそれぞれを再現できます。
 
スクランダークロス完了状態。
ベルトを合体用に差し替え、マジンガー本体に取り付けて完成。
ジョイントはスクランダー側が凸、マジンガー側が凹ですが、
マジンガー側のジョイントはスプリング式で、押すと収納、押さないと出たままになり、
非装着時の見た目を損なわない仕様になっています。
ウイングは前後の色味の違いが再現されている点にも注目です。
 
差し替え式のサザンクロスナイフ射出口。
前進翼状態用と後退翼状態用の2種類があります。
 
伸ばした平手に差し替えると、飛行ポーズも決まりますが、
ディスプレイに対応していないため、飾る際は細心の注意を払って下さい。
 
おなじみの飛行ポーズもバッチリですが、ディスプレイには向かないのが惜しいです。
 
GX-01R版との比較。こうして見ると、コンセプトの違いがハッキリとしていますね。
 
最後はデビルマンとの握手。デビルマンは明日挙げます。
 
見た目もアクションも、「あの時観たマジンガーZ」そのものを具現化し、
リアルタイム世代の方にとっては多分たまらない一体かと思います。
可動範囲はもう少し広めであって欲しかったのですが、
ひとつひとつに劇中の仕様を再現した開発陣のこだわりを感じられるため、
何かしらの形で劇場版マジンガーシリーズを観たというすべての方に
手に取ってほしい一体であるというのは確かです。