早い所では昨日から入荷したワンフェスガイドブック、手に入れましたか?
僕は今日引き換えに行ってきました。
少しの時間とは言え、久々に豆まきの準備中だった明神様と共に、
アキバを周れていい気分転換になりました。
ガイドブックをご覧の方ならおわかりかと思いますが、
ワンフェスとは永らく犬猿の仲であったバンダイホビー事業部が、
初の企業出展を発表しています。
コレクターズ事業部の出展もそうでしたが、「何故バンダイが?」と思った方も多いはず。
考えうる事としては、フィギュアアイテムの展開がひとつのポイントではないだろうか・・・と。
フィギュアライズのバリエーションが拡大を遂げているからこそ、
あえてワンフェスでのお披露目を行うと決めたのではないかと推測しています。
今回はスタンダード・バスト・ぷちゅあらいずの3カテゴリーに絞られており、
スタンダードはドラゴンボール、バストとぷちゅあらいずはラブライブ!サンシャイン!!
および新アイテムの発表と、何が来るのかも含めて興味深いものとなりそうです。
加えて、メカコレ新シリーズの発表予定と、こちらも気になる所です。
こちらはヤマト2202と第2期昭和ウルトラシリーズになるのかな?
さて、先ほど犬猿の仲と書きましたが、これには理由があります。
というのも、かつてバンダイは90年ごろに、B-CLUB誌上で法的見解を交えた
反ワンフェスキャンペーンを展開していたのが発端だったからです。
これ以前のワンフェスはいわば黎明期であり、ガンダム関連のガレージキットはもとより、
版権元から正規の認可を受けたアイテムと、無版権のアイテムがディーラーエリアで
混在する状況も珍しくはなかったという、今では考えられない事でした。
当然ながらこの状況に限界が生じ、運営側は当日版権システムを制定し、
バンダイ側は前述の反ワンフェスキャンペーンを展開し、
以降ガンダムおよび一部の作品(コピーライトが「創通・サンライズ」表記の作品の大半)の
当日版権をワンフェスで許諾しないばかりか、企業出展も行わない事となったのです。
そうした背景を考えると、一部とはいえホビー事業部がワンフェスに出展するというのは、
とても珍しい出来事だと感じています。
そうなると、ガンプラやロボアイテムはC3とホビーショー、フィギュアアイテムは
ワンフェスでの出展もあり、という流れになるのでしょうかね。