バンダイホビー事業部の商品には、一般販売アイテム、オンラインショップ限定アイテム、
イベント限定アイテムの他に、プロショップのみで取り扱っているアイテムがあります。
特にプロショップ限定アイテムは早い段階で店頭からなくなってしまい、
再版の機会もそんなにないのですが、今回は熱い要望に応えて再版が決定しました。
その対象アイテムとなるのは、昨年2月に発売されるや否や、
あっという間に店頭から消えたほどの売上と好評を博したガンプラ、
「HGBF Ez-SR-MAXIMA」です。
基となるEz-SRは、「ガンダムビルドファイターズトライ」に登場したガンプラであり、
「機動戦士ガンダム第08MS小隊」に登場したガンダムEz-8をベースに、
白兵戦仕様のイントルーダー、砲撃戦使用のエリミネーター、
電子戦仕様のシャドウファントムの3タイプへと改修が行われています。
一見すると「ドラグナーだコレ!」とツッコんだ視聴者も多いとされていますが、
その後の文献では「ドラグナーっぽいので」という発注があったという記載があり、
制作サイドも自由にやっていたという雰囲気を感じられます。
話を戻すと、キットはEz-8のパーツ+イントルーダー用パーツ、エリミネーター用パーツ、
シャドウファントム用パーツで構成され、いずれか1体を選ぶコンパチ仕様になっています。
(ただし、元のEz-8のパーツがいくつかオミットされているため、Ez-8で組む事は不可能)
そこで考えるのが、これらのパーツをすべて盛る「全部乗せ」の再現。
そう、MAXIMAはその全部乗せを再現した、夢とロマンに溢れるキットなのです。
機銃が2門に増設された胸部装甲、形状の異なるフロントアーマー、
よりヒロイックな頭部アンテナ、180㎜キャノン接続パーツ、ミサイルランチャー接続パーツが
新規造形で再現され、頭部など一部を除くすべてのパーツを盛ると共に、
別物感溢れるフォルムの実現を成しています。
当然ながらSRのパーツはすべて付属するため、色違いのSRも再現可能です。
また、ランナーの都合で生じる余剰パーツを元のSRに流用する事も可能です。
というように、購入者が自由な発想で組み換えを楽しむ事もキットのコンセプトであり、
ここから「自分だけのガンプラ」を想像する醍醐味を味わってほしいというのが、
プロショップ限定アイテムに込められた願いです。
再販版がお目見えするのは3月ですが、買い足したい方や買い逃した方は、
最寄りのプロショップに問い合わせてみて下さい。予約が可能なら予約をオススメします。
さらに、ホビーオンラインショップ限定で発売された真紅のEz-SRこと
フォックスハウンドの再販も決定し、現在は3月発送予定分が受注受付中です。
カラーリングや新規造形の頭部パーツ、ビーム・ライフル用ロングバレルにより、
MAXIMAとは全く趣の異なるフォルムを再現しています。
対で飾っても映えるのは確かですね。
プロショップ認定の量販店でも取扱はありますが、割引販売はありません。
しかし、それがマイナスに感じないのは、高いプレイバリューを内包しているからです。
MAXIMAに関して言えば、前述した通りの「全部乗せ」というロマンが一番大きいかと。
あとは「HGBC Ez-ARMS」も用意して、武装マシマシもやりたい所ですね!