異世界、タイムリープ……よくある設定なのに、それでもおもしろいアニメ・漫画7選!
ストーリーやキャラに感情移入できたり、ストーリーの世界観に魅了されてしまったり……すばらしい名作アニ..........≪続きを読む≫
残念ながらここで挙がっている7選は・・・面白さがわかりません。
単純に僕の頭が悪すぎる&ラノベ原作・セカイ系を苦手とするだけのコトですが・・・
そんな僕が面白いと感じる異世界モノは・・・この4作になってきます。
・聖戦士ダンバイン
分類的には黒冨野作品ですが、ロボtットアニメとファンタジーの融合という意味では
おそらく初の作品でもあり、前半は主にバイストン・ウェル、後半は地上を舞台とし、
ドレイク軍に反目するショウ・ザマ達の戦いを描く不朽の名作です。
オーラバトラーは過去のメカに存在しない有機的なスタイル、乗り手のオーラ力によって
左右される戦闘能力など、当時としてはかなり斬新なものでした。
それゆけ当時のプラモデルでは再現が難しく、その後のHGも首を捻るほど判断に困り、
ROBOT魂が一つの決定版になるまで、ガレージキット以外なかなか決定版が出ないと、
立体物のモチーフとしてはハードルが高かった記憶があります。
後半からは例にもれず新主役機が登場していますが、ビルバインが他のオーラバトラーとは
一線を画すメカ的なスタイルというのも、当時の事情を垣間見られる要素かと。
ラストも前述したとおり黒冨野作品らしく、衝撃の結末を迎えています。
この辺は実際にご覧いただければと。
・魔神英雄伝ワタル
88年唯一のTVにおけるロボットアニメであり、ドラクエを発端とする
RPGブームに乗った異世界冒険アニメでもあります。
主人公のワタルが小学生という設定はメインターゲット層にピタリとはまり、
デフォルメながらも「おもしろかっこいい」を貫徹した魔神、随所に盛り込まれたギャグなど、
「ロボットアニメ=殺伐」というイメージを払拭し、90年代サンライズアニメへの
ルーツとも呼べる一作になっています。
冒険の中で強くなっていくワタルと龍神丸との絆、個性的な仲間達との絆をも描き、
大人が観ても楽しめ、熱くなれるジュブナイルアニメと言っても過言ではありません。
また、劇中の魔神を立体化した「魔神大集合(マシンコレクション)」も、
接着剤不要のはめ込み式、成型色・彩色パーツ・シールで再現できる色分け、
遊べるアクションギミック、買いやすい価格と、受ける要素満載でした。
この志向が今のロボットプラモに繋がっているのかもしれませんね。
・魔神英雄伝ワタル2
後述のグランゾート終了後に放送された第2作。
前作の舞台となった創界山のさらに上にそびえる星界山を舞台に、
ワタル、ヒミコ、シバラク先生のいつものメンバーに加え、謎めいた少年海火子、
遅れて合流したクラマが、前作よりパワーアップした珍道中と戦い、
冒険を繰り広げていく・・・のですが、90年当時のCMネタも随所に盛り込まれています。
(「24時間戦えますか」、「見逃してくれよー」、「職業選択の自由アハハーン」など)
星界山も第一星界はヨーロッパ、第二星界はアフリカ大陸、第三星界は日本を含むアジア、
第四星界はハワイ方面、第五星界は北米、第六星界は南米をモチーフとした
世界観で構成されているのも、見所のひとつと言えます。
後半は「超激闘編(ちょうファイトへん)」が冠せられ、ギャグが抑えめになった分
シリアス要素が強めとなるなど、大きな路線変更が行われたものの、
その分終盤の盛り上がりは段違いになってきています。
惜しむらくは、魔神大集合のラインナップが極端に少なくなってしまった事で、
終盤に登場した邪虎丸(新星邪虎丸)、邪戦角、真・夏鬼丸が出なかったのは、
当時から非常にもったいないと感じています。
・魔動王(マドーキング)グランゾート
こちらは異世界というより、謎の巨大な影の出現によって突如発生した空気が発端となり、
結果的にテラフォーミングが進んだ月を舞台としているのも特徴と言えます。
しかも、町内会の福引で月旅行が景品となっている時代というのもかなり面白く、
主人公の大地が太い眉毛というのも、面白いポイントかと。
序盤は月の表面、そして月の内側にある世界ラビルーナへと冒険は進み、
光の三魔動王と邪動族の駆る邪動神・邪動王との戦い、
コミカルなテンポで進むストーリーを丁寧に描いています。
メカデザインは大河原御大、音楽は田中公平先生と、スタッフ陣が大御所揃いというのも、
本作の面白さを引き立てている要素です。
メカデザインはドラグナーのメタルアーマー設定画稿と比べて若干足が短めのバランスと、
メインターゲット層にも親しめるさじ加減で構成されており、当時の商品も若干高めながら、
組みやすさとプレイバリューを両立させた完成度となっています。
リファイン化の機会がなかったものの、現在はヴァリアブルアクションで主要メカが揃い、
想いで補正も含めていい立体物になったと実感しています。
(まさか武者メタルまで商品化されるとは思ってもいませんでした・・・)
今だったら・・・
こういうネタコラボもあるかと(マテ)。
弓は海未ちゃんですが、水・青属性という事で(スーパー)アクアビートポジションですかね。
以上4作はバンダイチャンネル月額見放題(月額¥1,080)対象なので、
気になった方は登録して思い切り観まくって下さい!