【ネタバレ注意】アニメで学園祭がテーマになっている「神回」7選
学校を舞台とするアニメ作品につきものなのが「学園祭」の回。学生にとって学園祭は一大イベントですので、..........≪続きを読む≫
秋といえば学園祭シーズンですが、「リア充的展開?そんなものないYO!」と、
すごくどうでもいい過去をぶっちゃけてるワタクシめでございます(爆)。
学園モノアニメでは、原作の時点で学園祭は何かしらの形で導入されるのがお約束で、
普段とは違った盛り上がりを見せる要素でもあります。
つうか、ここで挙がっている7選のうち、「けいおん!!」20話はめっちゃガチです。今でも。
記事内でも触れられていますが、初期メンバー4人にとって最後の学園祭ライブであり、
前々話・前話でのクラスの出し物となる演劇準備からの流れも含めて、
最高のライブを成し遂げた5人の姿は、心を打つものがあります。
もっとも、危機的状況からの大団円に繋がった1期最終話も外せないのですが。
ハルヒの12話(2006年の放送順)も、緻密な描写と挿入歌が強みになっており、
CLANNADも、渚を鼓舞する朋也おっさ・・・もとい、秋生の姿があったからこそ、
納得できるものがあります。
そして個人的な選定ですが、「惜しい!」という部分がなければ神回だった
学園祭回が2作あります。
(ストーリー解説と共に、本編のネタバレを含みます。ご注意下さい)
・らき☆すた 24話(最終話)「未定」
*ストーリー
学園祭の季節が訪れる中、パティは学園祭のオープニングセレモニーで
何かやりたいと発案し、同級生のゆたか、みなみ、ひよりだけでなく、
こなた、つかさ、みゆきを勧誘し、人数合わせで仕方ないからと、
かがみとみさお、あやのも加わり、最終的にチアリーディングをやる事に決定した。
曲も振付も少しずつではあるがこなしていき、学園祭前夜のリハーサルで遂に成功。
帰ろうとした際に準備中の校舎内を見て、期待と不安、ある種の感傷が一同に漂うも、
当日のその時を迎え、幕が開く・・・!
ちなみに、サブタイトルが「未定」となっているのは、サブタイトルが決まってなかったから、
ではなく、アニメオリジナル回となる当エピソードの脚本を担当した原作者曰く、
「どういう物語にすればいいのかわからなかったので、『未定』にした」とコメントしています。
で、惜しいと感じたのは、チアリーディングシーンを何故当日の幕が上がった直後に
エンディングとして使わなかったのか、という所です。
こういう形で締めくくったのなら、神回になっていたかもしれないですね・・・
ラブライブ!1期11話「最高のライブ」
*ストーリー
合宿も交えた夏休みが終わって訪れた2学期、μ’sのランキングは
ラブライブ出場圏内をマークしていたが、出場をかけて予選を勝ち抜くためには、
さらなるアピールが必要となり、ほどなく訪れる学園祭で集大成となるライブを
披露する事が新たな目標となった。
しかし、講堂の使用はくじ引き(福引形式)の抽選という伝統があり、
にこのくじ運の悪さが災いし、アイドル研究部は外れてしまう。
結局ライブは練習場である屋上にステージを設営して行う事となり、
最高のライブとするべく、穂乃果は他のメンバーが音を上げるほど
ハードな振り付けを監修し、自らもセンターとしての使命感から自らに鞭打ち、
これまでない以上に徹夜で、雨の降りしきる中でもトレーニングを続けていた。
が、無理がたたって穂乃果は当日の朝に高熱を出し、本番は雨が強く降りしきる悪天候、
避けるものがない屋上という不運にも退く事無く、「No brand girls」を披露する・・・
しかし、踊り切った直後、遂に穂乃果が倒れてしまう・・・
11話から最終話までが1期最大の試練となる3部作の1話目であり、
誰もが衝撃を受けた回としても語られています。
その後についても触れておくと、理事長にも咎められた事から残ったメンバーで話し合い、
「無理をした穂乃果ちゃんも悪いが、それを止められなかった自分達も悪い」として、
ラブライブ出場を辞退する事を決めたのです。
出場のためにやり過ぎた練習が、逆に出場権を失うという結果を導いてしまい、
この事が穂乃果ちゃんの心に深い傷を残し、順風満帆だったμ’sの活動を見直す
兆しにも繋がっていくわけです。
さらに追い打ちをかけるかのように、ことりちゃんの留学が明らかとなった事から、
ますます暗黒面に堕ちてしまい、スクールアイドルを辞めるとまで言い出し、
μ’sは崩壊の危機に直面する・・・という流れになってしまうのです。
そのため、「No brand girls」は”ライブで一番盛り上がる曲(約1名を除く)”であると共に、
強烈なトラウマを印象づける曲とされる意見もあったほどです。
そして・・・この事はメンバーの人気にも影響を与えてしまい、アニメ化以前は人気があった
主人公の穂乃果ちゃんが一気に不人気へとダウンし、もともと顔芸などで扱いが悪く、
12話のラストで当の穂乃果ちゃんにラブアロービンタをぶちかました
海未ちゃんの人気もガタ落ち・・・といった事態に(涙)。
話を戻すと、この一件から穂乃果ちゃんは2期1話で第2階大会開催が発表されても、
当初は「出なくてもいいんじゃない?」とのたまうものの、メンバーに背中を押され、
本当は出たいという想いを表に出し、練習は過度に無理をしなくなっていきます。
そしてこの故事(?)は数年後、浦の星女学院にも受け継がれていくわけです(?)。
最近は学園モノというとギャクアニメが多く、学園祭に触れられないケースもよくあります。
だからこそ、コメディ系やハートフル系はみんなが笑顔か感動できる方向で、
というストーリー展開を所望しているんですけどね。