福井晴敏「希望のないものはつくらない」 劇場アニメ「宇宙戦艦ヤマト2202」制作発表会見レポ
劇場アニメ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の制作発表記者会見が、9月5日(月)に秋葉原のUD..........≪続きを読む≫

 

衝撃の制作決定発表を経て、ついにヤマト2199を受け継ぐ新たな物語の詳細が発表され、

全章を見届けた者としては、興奮を隠せずにはいられなくなりました。

 

タイトルに「愛の戦士たち」とあるように、モチーフは完全新作で制作された劇場版第2作

「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」ですが、タイトルに含まれている「2202」の

末尾からも読めるように、さらばをTVシリーズとして再構成した「宇宙戦艦ヤマト2」の

要素も何かしらの形で含まれるのではなかろうかと思っています。

 

・ストーリー

時に西暦2202年。

片道16万8000光年にも及ぶイスカンダルへの大航海からヤマトが帰還して3年。

コスモリバース・システムによって元の姿を取り戻した地球は、ガミラスとの和平を締結。

平和な中で復興が進む一方、防衛のために最新鋭戦艦アンドロメダを含む

新鋭艦の配備が進み、スターシャの願いも虚しく、軍拡への道を進んでゆく。

その一方、新たな脅威・ガトランティスが宇宙を席巻。

そして、平和を願う女神・・テレサの祈りが、ヤマトを新たな航海へと誘う。

 

ストーリーはさらばを元にしており、「沖田艦長をはじめとする多くのクルーの命を

犠牲にしての航海は、こんな地球を作るためのものだったのか?」という、

好景気に沸き立つ当時の日本にも当てはまる疑問。

時代が変わり、「今の日本への疑問」という形でかつての疑問をもう一度見つめ直し、

今という時代に語るべき「愛」の姿を問い、そこにある「希望」を見出す物語を、

この眼で見届けたいと思っています。

 

今回も来年2月27日より2週間限定のイベント上映と配信開始を経て、

順次リリースという流れで進み、全7章で構成されます。

 

・特報