毎週月曜更新「週刊 電撃スパロボ」、今週分は先週に続き、
魔装機帝ゼルヴォイド完成状態の模様、今回はその後編にあたります。

http://hobby.dengeki.com/news/146505/

前回は上半身部分の解説が行われ、今回は下半身・ウイング・ストレイングレイブの解説と、
朽ちた機体表面の表現法についての解説が行われています。

脚部は一見すると左右共通、サイバスターと同一形状に見えますが、
ヒザの装甲が破損している左足も含めて、大幅に異なる形状が再現されています。
この他にも腰の装甲の微妙な差異、針金を芯にしてフレキシブルに可動する尻尾、
サイバスターとは明確に異なるウイングなど、ベースキットを活かしながらも、
ゼルヴォイドの特徴的な形状が見事に再現されているのは、圧巻の一言です。

各部のヒビ割れは様々なツールによる彫り込みで強弱の差を再現し、
荒れた地肌はAFVモデルでおなじみの溶きパテによる鋳造表現で魅せ、
塗装においてもウォッシングやウェザリングが効果的に行われたため、
サイバスターとは様々な意味で対となるイメージが具現化されています。

先週に続いてじっくり眺めると、同じ発掘兵器である超機人とは違ったロマンを感じます。
そう感じさせるのも、魔装機の魅力なのかもしれませんね。

担当様、古木さん、長期にわたってお疲れ様でした。