ニトロプラスが二次創作のガイドラインを改定 「委託禁止」「200個以内・10万円未満」に賛否両論
 ゲームメーカーのニトロプラスが、同人誌やグッズ、フィギュアといった二次創作についてのガイドラインを..........≪続きを読む≫
同人が主となる二次創作は、一部の例外を除いて「黙認してもらっている」という風潮ですが、
著作権的に見てグレーゾーンという所も否めません。

そんな中でニトロプラスが行ったガイドラインの改定は、グレーゾーンという問題に一石を投じつつ、
二次創作の健全化をも促すという意図に、賛同の意見が集まっているようです。
とは言え、委託禁止・総累計数200個以内・売上予定額10万円未満の3点においては、
同人も糧となっている作家などから、不安に思う声も目立っているのもまた事実。

僕自身、「同人誌は即売会で手に入れてこそ価値がある」と強く思っているだけに、
一般参加者の個人的な意見としては、「2:直接販売であること」はうなずけます。
何よりも、現地での同好の士同士のやりとりもまた醍醐味だと思っていますので。
しかし、地方在住などで参加できない場合などの救済措置である
ショップ委託の機会が減る事を考えると、諸手を上げて賛同とは言いがたいのですが・・・

今後は他の版元もこの流れに乗るのかは不明ですが、
勢いを削がない方向性と、前述した二次創作の健全化を促すガイドラインになればと思っています。

が、女性向けはともかく、ウチら向けでニトロプラス作品の二次創作をやっている作家さんを、
最近はほとんど見かけないんですよね・・・
あるにしても、若干数のそに子くらいだったりするのですが。

ちなみにこのガイドラインは、まどマギ・ガルガンティア・Fate/Zeroと
一部のコンシューマー向けソフトには適用されません。
が、記載されていない作品は適用されるという事なので、この辺はご注意下さい。

何にせよ、作品に対する愛と、許容してもらっている事への敬意、
そして、非営利的な活動である事を忘れてはならない。
結局の所はコレに尽きますがね。