
80年代は「リアルロボットアニメ全盛期」と言われるほど、
ガンダムを起源としたリアルロボットアニメが数多く制作された時代と言われています。
では、80年代のテレビアニメシーンにおけるロボットアニメはどれだけあったのかというと、
(タイムボカンシリーズとトランスフォーマーシリーズはあえて外しています)
○1980年
・無敵ロボ トライダーG7(全50話)
・宇宙大帝ゴッドシグマ(全50話)
・伝説巨神イデオン(全39話)
・宇宙戦士バルディオス(全35話*未放送分4話含む)
・太陽の使者 鉄人28号(全51話)
○1981年
・最強ロボ ダイオージャ(全50話)
・ゴールドライタン(全52話)
・百獣王ゴライオン(全52話)
・戦国魔神ゴーショーグン(全26話)
・六神合体ゴッドマーズ(全64話)
・銀河旋風ブライガー(全39話)
・太陽の牙ダグラム(全75話)
○1982年
・戦闘メカ ザブングル(全50話)
・機甲艦隊ダイラガーⅩⅤ(全56話*全52回放送)
・魔境伝説アクロバンチ(全24話)
・銀河烈風バクシンガー(全39話)
・超時空要塞マクロス(全36話)
・レインボーマン(全22話)
○1983年
・亜空大作戦スラングル(全53話*総集編1話含む)
・聖戦士ダンバイン(全49話)
・光速電神アルベガス(全45話)
・装甲騎兵ボトムズ(全52話*総集編3話含む)
・銀河疾風サスライガー(全43話)
・超時空世紀オーガス(全35話)
・サイコアーマー ゴーバリアン(全26話)
・機甲創世記モスピーダ(全25話)
・特装騎兵ドルバック(全36話)
・銀河漂流バイファム(全46話)
○1984年
・超攻速ガルビオン(全22話)
・重戦機エルガイム(全54話)
・ビデオ戦士レザリオン(全45話)
・巨神ゴーグ(全26話)
・ゴッドマジンガー(全23話)
・超時空騎団サザンクロス(全23話)
・機甲界ガリアン(全25話)
・超力ロボ ガラット(全25話)
・星銃士ビスマルク(全51話)
○1985年
・機動戦士Zガンダム(全50話)
・超獣機神ダンクーガ(全38話)
・蒼き流星SPTレイズナー(全38話)
・忍者戦士飛影(全43話)
○1986年
・機動戦士ガンダムZZ(全47話)
・マシンロボ クロノスの大逆襲(全47話)
○1987年
・機甲戦記ドラグナー(全48話)
・マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ(全31話)
○1988年
・魔神英雄伝ワタル(全45話)
○1989年
・獣神ライガー(全43話)
・魔動王グランゾート(全41話)
・機動警察パトレイバー(全47話)
以上49作品が存在し、そのうちリアルロボットアニメは19作品となっています。
(あくまでも独自の選定基準で選定しているため、捉え方には個人差があります)
この時代でもスーパーロボットアニメが多いとは言え、大人の鑑賞にも堪えうる
ストーリーで見せる作品が多く目立っていたのも、80年代アニメの特徴と言えます。
前半はほぼ毎週のように放送されただけでなく、スーパーロボットは合金トイ、
リアルボットはプラモというように、メインの立体物の住み分けも行われており、
今にして思えば「いい時代だった」と感じています。
しかし、後半に入ってくると原作モノアニメが力を付けてきている状況となった事に加えて、
ロボットアニメがOVAへと移行してしまった事から、テレビでの放送作品数は激減してしまいます。
しかしながら、アニメーターの個性を際立たせる作画で見せる作品の存在によって、
テレビにおけるロボットアニメの命脈は守られ、現在に繋がっていったのです。
本当のロボットアニメを学ぶなら、80年代のロボットアニメも観る価値は大きいです。
観る機会があれば、観られる作品はトコトン観てほしいと思っています!