スーパーロボット超合金最大級の迫力を有するジェネシックガオガイガーが、
3連休の間に発売されました。
素材の配置が優れているだけあって、重量感と安定感はバツグンです。
尻尾となるガジェットガオーの首は、各節がボールジョイント接続となっているため、
フレキシブルな可動はもちろん、組み替えによる長さの調整も可能です。
スネ外側の外装にはスライド機構があり、これによって接地性を高める事が可能です。
髪状のパーツは3パーツ構成&ボールジョイント接続で、フレキシブルな可動と配置ができ、
しかも、頭部とは別ブロックになっているため、頭部の可動を妨げません。
肩関節はおなじみのせり出し機構、肩アーマーの多彩な可動と、
ポージングの幅を広げてくれる構造は健在です。
また、ジェネシックギャレオンのたてがみは可動式になっていますが、その理由は後述にて。
また、肩アーマー前面の装甲にも可動があり、ポージングの幅をさらに広げてくれます。
ヒジはおなじみの二重関節。胴体は前屈や反らし、若干の捻りが可能です。
股関節は真ゲッターやマジンカイザーとほぼ同一の仕様で、高い開脚性能を有しています。
ヒザも二重関節で、デザイン上の都合があるものの、ここまで曲げられます。
ガジェットフェザー展開。各部が連動し、ワンアクションで広げられます。
展開状態に表れるモールドもしっかりと再現されています。
ヒザのドリルは、ディテールが差し替え式の簡略化されたタイプも付属します。
プロテクトシェードは、手首周りのパーツと左手首の交換で再現します。
ブロウクンマグナムは右手首と接続部を外して再現しますが、
射出状態再現には3mm径の軸がついた台座が必要です。
手首だけ外れた場合は、専用のセパレーターで接続部を外せます。
ウィルナイフは右手首と交換して装備させます。
刀身はクリアーパーツで成型されており、雰囲気は満点です。
ボルティングドライバーは左手首と交換して装備。
こちらもドライバー部分がクリアーパーツで成型されています。
ドライバー先端には3つのボルトパーツを取り付けられます。
こちらはジェネシックボルト。
ブロウクンボルト。
プロテクトボルト。
ヘルアンドヘブンの流れを再現するための大型平手。
なお、ジェネシックギャレオンのたてがみが可動式となっているのは、
この流れをストレスなく再現させるための仕様なのです。
「ウィィィィィタァァァァァァッ!!」
最後は組んだ手首に差し替えれば、一連のシークエンスが成り立ちます。
忘れてはいけないのがこちらの差し指。
これで、「俺は、貴様らを破壊する!!」を再現する事ができます。
ガオガイガーとの比較。年月によるノウハウの蓄積もありますが、
サイズも関節強度も段違いになっています。
こちらは早期購入特典の「ヘルアンドヘブン発動アーム」。
グラデーション塗装された下地の上からクリアーカラーで塗装が施されており、
発動状態のイメージを完全再現しています。
最後は勇者ロボ軍団揃い踏み・・・といきたい所ですが、
足りないメンバーの発売は・・・気長に待ちましょう(汗)。
ジェネシックガオガイガーは立体化に恵まれているだけに、
スーパーロボット超合金では「いかに他社製品との差別化を図るか」が肝となっていますが、
シャープな造型と豊富なオプション、そして手頃なサイズと質感・重量感の両立という意味では、
後発という点を抜きにしても、一番遊びやすい一体になっていると実感しています。
7月にはガオファイガーの発売も決定し、レプリガオガイガーとガオガイゴー、カラバリを除けば、
すべてのガオガイガーが揃う事になります。
勇者ロボトイフリークならば、迷わず手に取る事をオススメします。