1994年に、PCエンジン用ソフトとして発売された『ときめきメモリアル』。その後プレイステーションや..........≪続きを読む≫
この記事で気が付きましたが、ときメモも今年で20周年でした。
原点となるPCエンジン版は、ハード自体が終焉を迎えている事もあり、
スタートダッシュでの大ブレイクには至らなかったのですが、
プレイしたユーザーがパソコン通信などの口コミで広げていく事で徐々に人気が上昇し、
当時の次世代機のひとつであるプレステ版発売によって大ブレイクしたのは、
当時を知る方にとっては思い出深い現象と言えます。
それと共に、同人誌や当日版権ガレキのシーンにも多大な影響を与え、
初めてビッグサイトで開催されたワンフェスでは、エヴァに次ぐ人気を博したほどです。
閑話休題。
ときメモをプレイしていて「あるある」と感じる事は、記事で挙がっている項目で出ています。
これ以外で言うと、実際にプレイした経験から導き出したのが以下の項目です。
1・最大の障害は早乙女優美(以下好雄妹)と美樹原愛(以下メット)
他のキャラの攻略において、2年時に必ず登場する好雄妹と、
ある程度ステータスや人気度が高くなると登場するメットの存在は非常に厄介です。
この2人はほったらかしにするとすぐに爆弾を発生させる特徴があり、
早めに対処しないとすべての努力がパーになる危険があります。
怒らせない程度に対処する事と、他のキャラを出しすぎない事で、このリスクは回避できます。
2・部活によって詩織攻略の難易度が変わる
詩織の攻略はハードルが高いと思われますが、入部する部活によって難易度は変わります。
運動と根性が上がる以外のメリットがない運動系よりも、
拘束は文化祭前の1週間のみ、対応する勉強系と若干の雑学・根性が上がる文化系の方が
メリットは多いため、文化系の方が難易度は劇的に下がります。
足りないパラメーターは休日に底上げすれば充分で、
あとはキャラが出てこなくなる3年時にバランス良く補正してやればバッチリです。
無論、詩織の好感度アップも抜かりなく行っておくのも前提ですが。
3・充実のミニゲームにハマる
ゲーム中のイベントでできるミニゲームは、クリアするとおまけモードで遊べるようになりますが、
このミニゲームの完成度が高いため、息抜きのつもりがドハマりしてしまう事も(笑)。
また、電脳部での活躍がめざましいと、硬派なシューティングも遊べるようになります。
こちらもプレステ版とサターン版とで内容が異なり、プレステ版は3D、
サターン版は横スクロールと、シューティングに強いコナミの本領が発揮された
仕上がりになっており、「これだけでも商品化できるんじゃね?」と思いました。
また、サターン版の100メートル走は、ボタン連打で速さが変わるという、
かつての「ハイパーオリンピック」を髣髴とさせる面白さである事も追記しておきます。
コンシューマーというシーンにおいて、「恋愛シミュレーションゲーム」・「ギャルゲー」という、
コアなジャンルをメジャー化させたという意味においても、ときメモはスゴいゲームです。
プレイする機会があれば、敬遠せずにプレイしてみて下さい。
実際は奥深いゲームになっていますから。