「超時空要塞マクロスII」BD-BOX決定 10周年を記念したシリーズ初OVA
1982年にテレビアニメがスタートした『超時空要塞マクロス』は、現代に至るまで新作が送り出される大ヒ..........≪続きを読む≫
歴史の闇に埋もれさせられている印象の強いマクロスⅡが、
22年の時を経て奇跡のBD-BOX化を果たし、再評価の機運が高まろうとしています。

「マクロスの続編がOVAで出る」というのは、発表当時は衝撃的な出来事でした。
が、OVAゆえの「広い層へのアピールがしにくい」という宿命に加えて、
河森監督が関わっていなかったという点もあってか、判断に困る所もあったようで、
その結果、永きに渡り黒歴史扱いされてきたのも否めない所でしたが・・・
(同じOVAでも、プラスは別格だったのですが)

しかし、現在でも活躍している名だたるクリエイター陣が参加していたからこそ、
マクロスの作法に則りつつ独自性に富んだストーリーに加えて、
手描きならではの迫力溢れるメカ描写など、実は観応え満点の一作なのです。

残念だったもうひとつのポイントは商品展開。
リリース当時に発売されたキットは「1:100VF-2SSネックス機」だけだったのです。
(一部パーツの差し替えはあるものの、組みやすさと3段変形を実現していた)
今回のBOX発売を機に、最新技術でリファインされたキットが出れば良いのですが・・・

今だからこそ言えますが、「改めて評価されるべき」と、個人的には思います。