3日間のコミケは終わりました。が、同人ショップが存在する界隈では、

13日がいわゆる「4日目」という位置づけになっており、


・大手の新刊を現地であえて買わなかった

・現地へ行けずじまいだったが、新刊は欲しい

・あえて現地へ行かず、はじめからショップでの委託を狙う

・チェックし損ねた意外な発見を求める


といった理由などで、同人ショップが賑わってくるワケです。


現在ではほぼ落ち着きを見せているようなので、少しでも同人に興味が沸いた方にとっては、

丁度良い機会なのではないかと思っています。

(ショップへ行くのに抵抗がある方は、通販という手段もあります)


アキバBlog上でも、連日夏コミ新刊入荷の記事を挙げています。

大半が18禁となっているのですが、ここはあえて一般向けで面白いと思った

同人誌をご紹介します。「こういうのもあるんだ」と思っていただければ幸いです。

(僕自身にとって興が乗らない作品・ジャンルは、例え18禁でも興が乗らないため)




・放課後ニュータイプ けいおん!×ガンプラ同人誌


http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51354801.html


まさかのコラボで話題となったけいおん!×ガンプラ同人誌「がんぷら!」の続編である

「がんぷら!Ⅱ」の記事となっております。

今回も「バトルはガチだがやりとりはいつも通り」という流れで進む他にも、

唯が換気をせずに塗装してしまったり、お父さんからもらったクローバー製ガンダム(!)の

武器を取り付けたりといったネタが満載で、読み応えがあると思います。


余談ですが、これを出していたサークルさんが3日目の参加だったというのに気付いたのは、

終わった後の話でした(汗)。あたしって、ほんとバカ(←それ違うアニメ)。




・”三度の飯よりカレーが好き” 秋葉原・池袋・中野など51店舗を紹介したカレー同人誌


http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51354776.html


これもかなり珍しい同人誌です。

同人ショップが多いアキバと池袋、ブロードウェイが存在する中野のカレー店51店を

紹介している内容ですが、「味・サービス・CP(お値打ち感)」の3項目を、

最高三ツ星で評価しているため、美味しいカレーを食べたい時の目安にもなるはずです。

とは言え、51店舗でも著者の方にとっては5%未満でしかないとの事で、

(ブログでは1000件を超えるカレー日記を書かれているそうです)

続刊が出るとしたら、どの辺りになるのかも気になる所ですね。




・銭湯の同人誌「東京銭湯」 第1弾は杉並区の全27軒


http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51354821.html


昭和の文化のひとつである「銭湯」を採り上げた同人誌で、

第1弾は杉並区で今でも営業している銭湯27軒の場所・特徴・設備などを紹介しています。

記事での写真を見た所、味わいのある建物にある種の懐かしさを感じました。

今ではスパリゾートが主流ではあるものの、ノスタルジーに包まれて一息つけるのが、

銭湯だけの魅力と言えるので、「銭湯、いいかも」と思う方にはオススメです。




・自宅警備隊 N.E.E.T.公式写真集及び解説本 ニートアンドタクティカルマガジン


http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51354592.html


最近はコミケに限らず様々なイベントでのコスプレ広場に出動している

自宅警備隊(N.E.E.T)の公式写真集兼解説本という珍しい同人誌ですが、

真面目に部隊の事を語っている内容とのギャップにより、笑いを誘ってしまう所が多々あります。


余談ですが、今年の夏は「武装職安」と呼ばれる敵対勢力が登場していました。

自宅警備隊VS武装職安の死闘(?)、その顛末については、


http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1208/12/news006.html


こちらをご参照下さい。




毎度の事ですが、コミケで出ている同人誌の中にはこうした変化球的な本もあります。

目的が18禁でも構わないのですが、時にはこうした一般向けの”変り種”を見てみるのも、

ショップのみならず、即売会を楽しむエッセンスだと思います。