ROBOT魂龍神丸発売からおよそ29ヶ月、空神丸の魂と合体した龍神丸の新たな姿
「龍王丸」も、晴れてROBOT魂のニューアイテムに加わりました。
龍神丸以降の商品で培われたROBOT魂のノウハウが注ぎ込まれているだけあって、
力強いフォルム、デフォルメ体型からは想像もつかない可動範囲、
パールやメタリックを用いたカラーリングと、すべての面において劇的進化を遂げています。
前述した可動範囲は画像のように広く、多重機構による首の可動、
跳ね上げと前方へのせり出しが可能な肩、90度近いヒジ関節、
高い開脚性能と接地性、ヒザの可動を実現した脚部と、ポージングに一役買ってくれます。
必殺技に次ぐ威力を持つ龍雷拳はエフェクトで再現しており、
手首を外してから取り付けるという方式になっています。
もちろん鳳王形態への変形も、手首の取り外しと一部パーツの差し替えを除けば、
完全変形で可能となっています。この画像での工程は以下の通りです。
・頭部を画像の位置に下げる。
・背中の尾翼を画像のようにたたむ。
・手首を取り外し、爪を画像のように変形させる。
・その後、手首周りのスキマにスキマ隠しのパーツを取り付ける。
続いての工程は以下の通りです。
・つま先とカカトをたたみ、ウイングを下げる。
・背中を上に向け、脚を90度上げた後、左右に開く。
・腕を90度移動させ、ヒジを逆関節状に曲げ、爪の角度を合わせる。
・鳳王の頭部を引き出し、角を起こす。
・背中の突起を外し、鞘盾(シース・シールド)を取り付ける。
これらの工程で、鳳王形態への変形が完了します。
腹部のパーツを外して専用のアタッチメントを取り付ければ、
市販の台座でディスプレイする事も可能です。
くちばしは開閉可能で、くちばしの中にある鳳雷波の砲口も再現されています。
左腕のカバーを外して、鞘盾を取り付ける事も可能です。
スキマには鳳龍剣が差し込めます。
鳳龍剣は刀身が塗装されたタイプと、後述するエフェクトが付いた
刀身未塗装タイプの2振りが付属します。
前述した可動と併せて、剣戟ポーズもしっかりと決められます。
両手持ちは上段への構えは可能ですが、正面に振り下ろす演技は
構造上の限界から不可能となっています。
とは言え、この点を差し引いても、充分決まっているというのは確かです。
鳳龍剣(刀身未塗装タイプ)とエフェクト。
劇中では敵魔神を両断する鳳凰を模した光を放ちますが、それだと重くなってしまうため、
こうしたエフェクトに落ち着いています。それでも迫力は満点と言えます。
未塗装タイプ付属の理由は、エフェクト装着による色移りを防止するためです。
ここまで考えているのは流石ですね。
最後は龍王丸搭乗時の戦装束となったワタルとの2ショット。
龍王丸は全シリーズの魔神の中でも一番気に入っている魔神なので、
24年の時を越えて最高の形でリファイン化が果たされたのは、非常に嬉しい出来事です。
今後<SIDE MASHIN>が続いていくのかは不明ですが、
次へ繋ぐためにも、思い入れが強い方には手にとって欲しい一体です。