久々のご報告です。

本日発売の電撃ホビーマガジン7月号にて、ブラスタの作例を担当させて頂きました。


OGシリーズや他作品の主人公機と異なるライン取りと面で構成されたデザインの再現に加えて、

可動や組みやすさの点でもよくまとめられていると、組んでいて感じました。

本文中でも触れていますが、ヒジとヒザの関節はこれまでの主流である挟み込み式ではなく、

塗装後に差し込めるブロックビルドアップ方式であるため、組み立てと塗装が楽になっています。

(実際に手に取った時は、この部分にも注目して下さい)

基本的に加工は後ハメと気になる肉抜き埋め、鋭利な部分のシャープ化のみを行い、

誌面上で完成時のイメージを把握できるようにしています。


テストショットの成型色でも白とグレーの濃淡は再現されていますが、

「この通りに塗ると誌面ではわかりにくいかもしれない」と思い、

頂いたカラー画稿を元にして、濃淡をハッキリとさせる方向でまとめています。

とは言え、本体グレーの色味再現には相当難儀しましたが(汗)。

また、誌面での茶色は明るめですが、実際の色味はもう少し濃い目になっています。


作例としても久々ですが、スパロボキットとしても久々の新作なので、

全スパロボモデラーの方、破界篇・再世篇で興味を持った方に、手にとって欲しいと思っています。

ブラスタは1:144スケールなので、完成したら同スケールのガンプラや他のキット、

スケールが近いアクションフィギュアと並べて、ZEXISを再現するのも一興です。

(製作時のメインBGMは「鋼のレジスタンス」を推奨)




・追記


GWが近いという事を考慮して6月号発売前に納品したのですが、

6月号のに掲載されていた量産試作機・ブラスタEsの画稿を見て驚きました。

ファミ通での記事や動画を見た時点では、頭部と武器の形状だけが異なっている事を

読み取ったのですが、実際の画稿ではこの他に肩アーマーの一部、胸部前面、

大腿部側面のユニット、バンカー(シールド)基部の形状が異なっています。

ブラスタをベースにEsを製作しようと思った方は、この辺にも注意して下さい。