フレームアームズ初期のキットである「クファンジャル」が、
キット仕様のリニューアルという形で再登場します。
「素組み状態での見栄え向上」という点に特化したリニューアルが行われており、
気になる旧仕様との相違点は、以下の3点となっています。
1・パーツ分割の見直し
旧仕様では一体成型だった胸部装甲と肩アーマーが色ごとのパーツ分割方式となり、
こうした変更パーツが新規ランナーで追加されています。
例を挙げれば、胸部装甲はメインの黒・脇のオレンジ・ダクト部のグレーというように
分けられているため、そのまま組むだけでも楽しめるようになっています。
肩アーマーは先端部のダクトがオレンジの成型色で再現されています。
さらに、フェイス部もグレーの成型色になっている他、カカトの車輪が2パーツになり、
足首のシリンダーも肉抜きの廃止や位置変更が行われており、見栄え向上に繋がっています。
また、専用カラーで再現されたウェポンユニット「マシンガン・ミサイルランチャー」も付属します。
素組みを前提としていますが、塗装派にとってもマスキングの手間が減るのは嬉しい事です。
2・機体カラーの見直し
一部の成型色も見直しが行われており、旧仕様では鮮やかだった
オレンジの色味が渋めの色味に変更され、機体印象の刷新を図っています。
また、フレームの色味もメタリックの強い風合いに変更されているため、
メカニカル的な仕上がりが向上しています。
3・フレームとハンドパーツの近代化
「レヴァナント アイ」以降のFAで採用されている改良型フレームと、
ハンドパーツは「ウェアウルフ・スペクター」で用いられているFA専用ハンドパーツの同梱により、
組みやすさと遊びやすさが向上しています。
もちろんパーツの選択でクファンジャルカラーの「スティレット」も再現可能です。
(スティレットを塗装で再現する場合でも、塗装がしやすくなっています)
単なる再生産に留まらず、細かい所から大胆な所まで問題点の解決を行いながら
リニューアルを行っていくFAの奥深さには、毎度ながら驚かされます。
価格が据え置きとなっているのも、一層驚く所と言えます。
発売は8月なので、イベントを乗り切った後の気分転換にもオススメです。